【フェアリーS予想2020】激走期待の穴馬はコイツだ!

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牝馬クラシックや後のG1戦線へ繋がる重賞な一戦「フェアリーステークス」が13日、中山競馬場で開催されます。

トリッキーな中山マイルが舞台ということに加え、評価が難しい明け3歳の牝馬限定戦と一筋縄でいかなそうな条件で行われるレースですが、事実過去10年の3連単配当は50万円前後の高配当が3度もあり、平均でも20万を超える波乱傾向の強い一戦となります。

そんな波乱含みのフェアリーステークスで注目しているのは、キズナ産駒のカインドリーです。

カインドリーは、新馬戦勝ちの後、1勝クラスの黒松賞に出走し2番人気で4着と言う結果に終わっております。一般的に1200mからマイルへと距離が延びるローテーションは距離延長が嫌われるところですし、前走1勝クラスで4着敗退と臨戦過程的にも人気は落ちてきそうで、今回は伏兵的な立場での参戦となりそうです。

ただ、新馬戦は中山の1600mで5番人気の低評価を覆して勝利しておりますし、逃げ切って勝利している点も今の前残りの中山においては好材料となりそうです。前走の黒松賞も稍重の中で2番手から追走できているので先行力があるのは確か。お母さんのダイワパッションは短距離適性が高かった馬なので1200mへ短縮した前走も期待がかかりましたが、1200mの前走でスピード能力の高い逃げ馬デンタルバルーンについていき、沈んでしまいました。

前走はやはり距離が短かったという印象が強く、好タイムの勝利実績がある中山マイルへ戻せば激走も期待できるでしょう。父キズナという血統を見てもマイルで長いということはないはずですし、ハイペースだった前走の経験値が活きる可能性も高そうです。

鞍上は新馬・黒松賞と手綱を握った石橋脩騎手から田辺裕信騎手へと乗り替わりとなります。田辺騎手は同じくフェアリーステークスに出走するシャインガーネットと新馬から組んでおりましたが、こちらはO.マーフィー騎手へと乗り替わりになります。先約の都合上なのか詳しい事情は不明ですが、先週一週目は1勝もできませんでしたので、今週こそはと意気込んでいることでしょう。

ということで、今年のフェアリーステークスは伏兵カインドリーの激走に期待した馬券で勝負したいと思います。