【京都大賞典2020予想】距離延長で大駆け期待の穴馬とは?

京都競馬の日曜メインは、1着馬に天皇賞(秋)への優先出走権が与えられるG2・京都大賞典です。

毎日王冠は少頭数での競馬となりそうですが、こちらはフルゲート18頭に登録18頭と、多頭数での競馬が期待できそうです。

セオリー通り次に天皇賞(秋)を視野に入れている馬もいれば、ジャパンカップや有馬記念を狙っての秋復帰初戦としている馬もおり、多士済々といえます。

今年は宝塚記念2着で長いスランプから脱したと思われるキセキに注目が集まりそうですが、ここ2戦で騎乗して手の内にようやく入れつつあると思われた武豊騎手は、凱旋門賞でのジャパン騎乗のため渡欧しており、自宅待機期間に入っていることもあり今回は浜中騎手とのコンビで挑む予定となっています。

また今年の目黒記念の覇者・キングオブコージ、昨年の香港ヴァーズ勝利後はなかなかスムーズなローテーションが組めていないグローリーヴェイズなどの実績馬の参戦もあり、面白いメンバーが揃いました。

そんな中、穴で注目したい1頭がディープインパクト産駒のアイスバブルです。

前走の新潟大賞典は後方追走からそのままずるずる下がり見せ場のないまま16着大敗を喫しており、相手関係の強化を考えると今回のほうが条件が悪いように思えますが、京都競馬場との相性は悪くなく【1-1-0-1】という戦績をこれまで残しています。

また買い材料の1つとしてあげておきたいのが長距離適性です。芝2000mまでは大敗が目立つ戦績となっていますが、それ以上のレース選択の際は大きく崩れるシーンは少なく、昨年のアルゼンチン共和国杯は崩れたものの、展開次第では今年の目黒記念2着くらいの末脚は披露できるものと思われます。

東京コースでは人気しがちの馬ではありますが、右回りコースではそこまで人気もあがってこないだけに、今回は穴馬として絶好の狙い目ではないでしょうか。