【京都記念2020予想】上位人気に不安アリ!狙い目の穴馬とは?

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今年は、オークス、秋華賞、ジャパンCをいずれも2着に好走したカレンブーケドール、そして桜花賞とオークスで3着、秋華賞で1着と牝馬三冠は全て馬券圏内に好走したクロノジェネシスの2頭が人気の中心となりそうですが、いずれもドバイへ登録しており、今回は叩きの1戦となります。

カレンブーケドールは昨年休み明けの紫苑Sで3着に敗れていることからも叩き良化型である可能性が高く、最終追いの内容はまずまずでしたが1週前は鞍上の津村騎手も「緩さがある」とコメントしていただけに、アタマで予想するのは少々危険な気もいたします。

クロノジェネシスは、これまで牝馬路線で頭角を現してきましたが、今回初めて牡馬が相手となります。今回牡馬のレベルはそこまで高いわけではありませんが、距離の不安も囁かれる中で初の牡馬を相手に自分の競馬ができるのかといった不安があります。

この2頭以外ですと、昨年2着に好走したステイフーリッシュは今回条件が合いそうですが、こちらも好走と凡走を繰り返す馬で少々信頼しにくいところがある1頭です。このように今年は上位人気勢に不安が多く、人気薄にも付け入る余地は十分あると感じます。データ的に大穴は来ませんので大穴を狙いすぎるのは禁物ですが、中穴の伏兵が台頭してくる可能性は十分ありそうです。

その伏兵馬として今回最大に注目しているのがドレッドノータスです。

京都は8戦して4勝を挙げており、馬券圏内を外したのも2回のみとコース成績は優秀です。昨年10月の京都大賞典も11番人気で勝利しており、外回りでも好走したのも大きな収穫です。京都大賞典は平均的なペースから中盤で緩んで、3コーナー下りから再加速するラスト4ハロン勝負となりました。ドレッドノータスはスピード能力はそこまで高くありませんが持続力が高いので、4ハロン戦となったことで好走できたという感じがいたします。

今回も逃げ馬が不在ですし、ペースもそこまで速くはならなそうです。体力とパワーもある馬なので今の京都の馬場も合いそうですし、前目で脚を溜めることができれば一発も十分ありえます。上位人気に不安がある中、得意の京都で少頭数、得意な馬場、そして先行できる脚質も合いそうな今回は絶好の狙い目であると感じます。

ということで、今年の京都記念は伏兵ドレッドノータスの活躍にも期待した馬券で勝負したいと思います。