【JRA武蔵野S予想2022】狙い目の穴はベスト条件で戦える〝あの馬〟だ!
東京競馬の土曜メインはダートG3「武蔵野S」です。最大の目標であるフェブラリーステークスと同じ競馬場、同じ距離ということもあってか、同レースの好走馬がそのままフェブラリーステークスでも好走するケースも少なくありません。
今年もメンバーを見渡すと好調な馬が目立つようで、現在4連勝中でダート戦8戦して連対率100%のレモンポップ、エルムステークスを制したフルデブスリーダー、前走同じく東京1600mで開催されたグリーンチャンネルカップで上位に食い込んでいる2着のグルデッドミラー、3着のタガノビューティーに加え、ダートG1常連の古豪、9歳馬エアスピネル、8歳馬サンライズノヴァなど多種多様なメンバーが揃いました。
そんな中で注目しているのは、6歳牡馬のデュープロセスです。デュープロセスは3歳時にはダートG1の登竜門ユニコーンステークスを後のG1馬ワイドファラオの2着に食い込んだり、園田競馬場で行われる中央交流の兵庫ゴールドトロフィーを制するなどダート重賞路線の常連として常に人気上位になっているほどの馬でした。
ただ、古馬4歳となってからは不調が続き、前々走まで16戦して一度も馬券圏内に入らないと言う惨憺たる結果に終わっていました。ところが前走新潟のBSN賞では14番人気ながら3着に食い込み、大穴を演出。
それでも前走を含めて近6走連続で二桁人気でしたので、前走3着はフロック視されているようです。前走BSN賞はハイペースで前崩れに乗じた結果と言えなくもないのですが、勝ったジュンライトボルトが次走で好メンバーが揃ったシリウスステークスを快勝しており、メンバーレベルは低くはありません。
今回東京ダート1600mのユニコーンステークスで2着があるように、舞台適性は証明済み。長きにわたる不調だった16戦の間は一度も東京1600m戦を走っていなかったので、条件としても今回完全復活となる可能性は十分にあるのです。
ということで今年の武蔵野ステークスは、伏兵デュープロセスが前走3着のフロック視を払拭するかのような激走を魅せてくれることに期待して応援したいと思います。