JRAニュージーランドT(2021)で狙い目の“穴馬”は、中山巧者のあの馬だ!

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今週の土曜日の中山競馬場では、NHKマイルを目指す馬達が集結したニュージーランドトロフィーが行われます。

現在2戦2勝のアヴェラーレをはじめ、大阪杯でコントレイルやグランアレグリアといった名だたる馬達を負かしたレイパパレの半弟サトノブラーヴ、京成杯2着で桜花賞馬キストゥヘヴンの子タイムトゥヘブンといった良血馬が揃っています。その他にもダート2戦2勝のリオンディーズ産駒のワーズワース、朝日杯FS4着のバスラットレオン、5戦全て3着以内というエピファネイア産駒のスパークルなど、好調馬も多数参戦と中々面白いメンバーが揃いました。

その中で注目しているのは、トゥザワールド産駒のゴールドチャリスです。ゴールドチャリスは、前走桜花賞を目指してフィリーズレビューに出走し、12着に大敗。桜花賞の抽選対象で外れてしまってのニュージーランドトロフィーへの挑戦となります。

デビュー以来7戦して1400mまでしか走っていないので、当然初マイルとなる点は懸念材料。オープン勝ちの実績はあっても評価は低いようですが、桜花賞を目指していたのですから全くダメということはないでしょう。

父はトゥザワールドで、トゥザワールド自身が中山競馬場を大の得意としているのも魅力です。父は弥生賞を勝利した他、有馬記念に挑戦し9番人気の低評価を覆して2着と好走するなど、中山での良績が目立ちます。今回の良血馬のライバル達には中山競馬場を走ったことのない馬が多く、コースに戸惑い実力を出せないようであれば、上位進出のチャンスも出てくるでしょう。

ということで今年のニュージーランドトロフィーは、ゴールドチャリスが初マイルでも中山巧者血統で高配当を演出してくれることに期待して応援したいと思います。