JRAラジオNIKKEI賞(2022)の穴馬は“先行力”と“小回り適性”があるアノ馬!

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開幕週の小回りコースということで、まず重視したいのは“小回り適性”と“先行力”がある馬です。となれば狙いたいのは、前走皐月賞14着から巻き返しを狙うボーンディスウェイです。

皐月賞は3番手の内から追走してペースもスローと展開的にはもう少し伸びても良い展開でしたが、上位3頭が外目を通った馬であったように、外差し馬場に泣かされた点も大きかったと思われます。昨年のホープフルSでは番手追走から5着に善戦しており、続く弥生賞でも好位からしぶとく伸びて3着に好走しています。スムーズならG1・G2でも十分通用する能力の高さは兼ね備えている馬です。安定して前目にポジションを取れる先行力の高さが魅力で、切れる脚はないので前々から粘り込む競馬が合ってそうです。また、デビューからの2戦は福島の1800mで2着、3着。現在5戦連続で中山を走っている実績からも、小回りコースを得意としていると考えてよいでしょう。

弥生賞ではドウデュースとアスクビクターモアにほぼタイム差なしの3着に好走しており、戦ってきた相手もハイレベルな馬ばかりです。相手関係や小回り適性の高さを考えると、ここは崩れることはないように思えます。ということで本命はボーンディスウェイです。

続いて相手ですが、波乱傾向強めの一戦ということで、今回はオススメの穴馬を1頭紹介したいと思います。その馬は、前走青葉賞・12着から参戦するオウケンボルトです。

4戦目の未勝利を逃げ切って初勝利を果たすと、続く水仙賞は好位から抜け出す競馬で2着に好走。先行力もあり、追ってバテない持久力タイプです。フェノーメノ産駒は重賞実績が乏しいですが、祖母オウケンサクラはフラワーC勝ち馬ですし、3代母のランフォザドリームも中山牝馬Sで好走するなど、血統面からは小回りの中距離はベスト舞台に思えます。実際、中山を5戦して1~4着までが1回ずつと小回りコースで安定した走りを見せています。

前走の青葉賞はスタートで接触し、2走前のスプリングSも出遅れて後方からの競馬となっているので、上手くスタートを出せることが前提条件とはなりますが、そこさえクリアできれば残す可能性は高いと見ています。

ということで今年のラジオNIKKEI賞は本命ボーンディスウェイ、穴馬にはオウケンボルトを絶対におさえておくという予想で勝負したいと思います。