【りんどう賞2020予想】単勝に妙味あり?出走わずか6頭の特別戦

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レース観戦でも馬券検討においても多頭数のほうが競馬の醍醐味はあると思われますが、点数を絞って黒字収支を狙うという意味では少頭数の競馬にもまた楽しみ方があると言えます。今週日曜京都9レースに組まれている2歳馬1勝クラスの特別戦・りんどう賞もそんなレースの一つ。

登録時点で7頭しかおらず、出走すれば印もついたであろうマクフィ産駒・ヴァーチャリティが回避したことで6頭立てで行われることとなりました。

その中でまとまった人気を背負いそうなのが前走のメイクデビュー新潟で2番人気支持から勝利したダイワメジャー産駒のサルビアです。半兄に新潟2歳ステークス2着のアンブロークンがおり、この時期から走れる血糖背景ということで人気を集めそうです。

過去5年のデータを見ると1番人気の連対率が80%と安定感を誇りますが、内訳は【1-3-1-0】ということで取りこぼしの多いレースと言え、1番人気を避けた単勝に妙味がありそうです。

サルビア以外は混戦オッズが予想されるため、今回狙ってみたいのは今年の新種牡馬エイシンヒカリの産駒・クーブドクールです。

先日引退を表明したエポカドーロと同じヒダカブリーダーズユニオンの所有馬で、前走は8番人気ながらメイクデビュー中京を制しており、血統背景も含めてそこまで人気が集まらないことが予想されます。

前走に引き続き鞍上は難波騎手が予定しており、前走が積極的な競馬で結果を残せたことから、今回も先行策が予想されます。

人気のサルビアは3,4番手に控える競馬で前走勝利を果たしており、前でスムーズに運べれば、前走ほどの高配当こそ見込めないものの、後続をおさえての押し切りも十分狙えるのではないでしょうか。

逃げて勝利しているウインスーリールも人気になりそうですが、こちらは1ハロンの延長がカギとなりそうで、前走で芝1400mを経験済で、かつハナ差の接戦を制したクーブドクールが再度人気以上の結果を残せるかどうか、注目してほしいですね。