【JRA東京新聞杯2020】激走期待の穴馬はコイツだ！

春のマイル王決定戦の安田記念と同じ舞台ということで安田記念を占う意味でも重要な位置付けにある「東京新聞杯」が9日、東京競馬場で開催されます。

12戦中11戦が馬券圏内と安定感抜群のレッドヴェイロン、目下3連勝中と波に乗るヴァンドギャルド、ヴィクトリアマイル2着のプリモシーンなど有力馬が多数集まった今年の東京新聞杯ですが、今回は注目している狙い目の穴馬を1頭紹介させたいただきたいと思います。

その馬はオルフェーヴル産駒の5歳牝馬「モルフェオルフェ」です。今回の逃げ馬の最有力候補です。

2走前の立志Sはハイペースを外枠から押し切る強い競馬で勝利。今年初戦の愛知杯では14着と大敗しましたが、1800mより長い距離は走ったことが無かった馬にとって2000mは長すぎた印象がありましたし、雨が降って不良馬場となった小倉の馬場も合わなかった可能性が高いです。今回は開幕2週目の東京へ替わりますし、1600mへ距離が短縮される点も好材料です。

メンバー的に足りない印象もありますが、今回有力馬は差し馬が多く、伏兵的な立場となる同馬なら楽逃げの展開が見込めます。あとは残るかどうかだけですが、先週の東京は高速馬場の前残り馬場で、モルフェオルフェ向きの馬場となりそうです。鞍上はネコパンチで伝説の大逃げを決めた江田照男騎手に乗り替わりということで、まさに今回の条件にピッタリの騎手と言えるでしょう。

データ的には穴馬はこないレースですが、逃げ馬は連対率が30%とまずまずの好走率ですし、開幕間もないこの時期は高速馬場の影響でバテずに粘り切るケースも少なくありません。

今回は馬場、距離、展開、騎手と好転する条件が揃っておりますのでここは絶好の狙い目になると見て馬券に組み込みたいと思います。