【弥生賞2021予想】「最大の惑星」ゴールデンシロップを軽視すべからず!

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ナカヤマ競馬の日曜メインは皐月賞トライアル「弥生賞」です。今年のクラシックを占う重要なレース今年はややメンバーレベルが例年より落ちる印象。昨年末のホープフルSを勝ったダノンザキッドが出走してくれたので、なんとか面目を保ったかたちと言ったところでしょうか。

ダノンザキッドの断然人気が予想されますが、今回最有力視しているのは外国産馬でハヴァナゴールド産駒のゴールデンシロップです。

ゴールデンシロップは、新馬戦4着の後、未勝利戦を勝って弥生賞に駒を進めてきました。未勝利戦は、先行から東京競馬場の長い直線を早めに先頭に立って押し切るという強いレースで、新馬戦と未勝利戦のいずれも上り3ハロンが34.1と長く良い脚を使える馬です。

馬場差があるので単純比較は難しいところですが、出走馬10頭のこれまでの上り3ハロンを比較すると、ゴールデンシロップはダントツの1位です。新馬戦の稍重馬場での走破時計が1分52秒7のレースで上り3ハロン34.1、そして未勝利戦の良馬場での走破時計が1分46秒7のレースで上り3ハロン34.1と6秒も違うレースで同じ上り時計を出している点は評価したい点です。どんな馬場でも自分の上り時計を出せるのは大きな武器と言えるでしょう。また、前走の未勝利戦の走破時計の1分46秒7は、この日に行われたG3共同通信杯の1分47秒6よりも0.9秒も早く、時計だけ見れば重賞級です。

数字上はダノンザキッドを上り3ハロンで上回っているので、これまでどの馬にも差されていないダノンザキッドを差せる可能性は十分ありそうです。しかも週末は雨予報もあるので、馬場を問わない強みが今週は活きてきそうです。

今回枠も1枠1番と最内枠の好枠を引け、条件的にも好材料が多く揃っています。ということで、馬場を問わず速い上がりが使えるゴールデンシロップが、ダノンザキッドを差しきって皐月賞の有力馬となることに期待して応援したいと思います。