【JBCクラシック2019予想】M.デムーロ、オメガパフュームで存在感みせつけられるか?

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デットーリ騎手が久々に単騎免許で日本で騎乗ということで今年の秋のG1戦線は、すでに来日中のスミヨン騎手、シュタルケ騎手、そして再来日となるマーフィー騎手など、昨年同様外国人騎手旋風が吹き荒れそうな気配がしていますが、そんな中で今年やや鳴りを潜めているのがM.デムーロ騎手です。

ラヴズオンリーユーでのオークス制覇と、大舞台での勝負強さの片鱗は残しつつも、先週終了時点で81勝は関西リーディングで5位と、首位を快走していた川田騎手を追い抜きついに東西リーディング1位を奪還したルメール騎手と勝ち星で50以上の差がついています。

騎乗数がそこまで減っているようには思えないですが、騎乗馬の質が下がってきているということでしょうか、決して低迷というほどの順位ではないにせよ、デムーロ騎手にしては勝ち星の量産とまでは行っていないようです。来週はラヴズオンリーユーでエリザベス女王杯参戦も予定されており、実績馬での巻き返しに期待したいところです。また、JBCクラシックでは久々にオメガパフュームへ騎乗する予定となっています。

今年のフェブラリーステークスは3番人気10着、さらに平安ステークスも3着と期待に応えられないまま迎えた帝王賞はレーン騎手が騎乗し、後方待機から末脚爆発で見事勝利という経緯もあり、今回手綱が戻ってくるのは単純に良い話だけでもなくプレッシャーもかなり受けているのではないでしょうか。

距離2000mは歓迎な舞台ですが気になるのは左回りコースで、これまで3戦して連対したことがありません。チュウワウィザードと人気を分け合いそうな今回ですが対するチュウワウィザードは左回りコースは得意としているだけに、実績は登録メンバー最上位といえるものの一筋縄ではいかなさそうな気配が漂います。

またライバルはチュウワウィザードだけではなく、元JRA所属のノンコノユメは左回り6勝の実績があります。7歳ながら今年も安定感ある走りを見せているだけに、デムーロ騎手の手綱捌きに注目ですね。