【ダービーシリーズ第2弾】大舞台で雪辱。北海優駿は地元馬ストーンリバーに期待。

「一生一度、八つの夢。」と題された、今年のダービーシリーズ。5月28日に行われた九州ダービー栄城賞は、圧倒的1番人気スーパーマックスが、最後の直線二枚腰と実に強い競馬で期待に応えて快勝。これで7月に行われる中央交流競走ジャパンダートダービーへの出走権を獲得しました。

そして第2弾となるのが、6月1日(木)門別競馬場で行われる第45回北海優駿。昨年から「北斗盃」「北海優駿」「王冠賞」の3レースを制し、見事3歳3冠を達成した馬には、2000万円のボーナスが付与されるようになりましたが、その昨年は該当馬スティールキングが最後の王冠賞で2着と、涙を呑む結果に。今年は岩手所属のベンテンコゾウがその偉業に挑むわけですが、ここは地元馬だって当然黙って見ているはずがありません。

注目はストーンリバー。前走の北斗盃ではベンテンコゾウの前に成す術もなく完敗の2着でしたが、当時は休み明け。とにかくズブいタイプだけに、機動力が生きる内回り1600もこの馬にとっては適性外と言える舞台設定でした。

ベンテンコゾウは、再度の輸送に加えて距離延長。圧倒的にマイナスの方が大きい印象ですが、ストーンリバーは叩き2戦目で外回り2000と条件好転。

過去10年で4頭のダービー馬を輩出と、ダービーの勝ち方を知り尽くしている堂山厩舎の所属馬。この大舞台でキッチリとベンテンコゾウに引導を渡してくれるでしょう。