【米子S予想2019】今年デビューの若武者にチャンス到来？ディメンシオン＆岩田望来騎手

今週から3場開催、かつ日曜の重賞が東京、函館ということで日曜の阪神競馬場はやや目立たない感は否めませんが、今回はその中から注目したいのがメインレースに組まれているリステッドレースの米子ステークスに出走するディメンシオンと岩田望来騎手です。

言わずとしれた岩田康誠騎手と実の父子であり、斉藤新騎手には水をあけられる形ですが、先週時点で5勝は今年デビューの同期の中で2番手につけており今後の成長に期待のかかる若手騎手の一人です。

また、ディメンシオンは福永騎手の騎乗が多く相性も悪くなさそうですが主戦は固定されているとも言い切れないような状況。昨年は3連勝で臨んだターコイズステークスで3番人気に推されたものの5着に敗退、その後参戦を予定していた京都牝馬ステークスは挫跖で回避と連勝の勢いも止まり、やや運気の落ちてきている印象もありますが、今回は4ヶ月空け重賞からリステッドへとクラスを落とし立て直しを図ってきました。

福永騎手が日曜はユニコーンステークスでワイドファラオに騎乗するということで今回のみの依頼かもしれませんが、重賞で3番人気に支持された馬に騎乗するチャンスは新人としては中々に得難い機会であり、所属厩舎の管理場であることも手伝い結果につなげたい気持ちは非常に大きいことでしょう。

過去5年のデータを見ると1番人気の連対率が80%と高いものの、2番人気が0%と明暗がくっきりと分かれているレースです。当日のオッズはぜひ確認しておきたいですね。