【中京記念2021予想】復調気配のディアンドル、重賞2勝目へ

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今週は全国各地で不安定な天候のため雷雨などに悩まされた人も多かったと思いますが、週末はそんな不安定な天候も落ち着きそうで、久々に好天の中での開催となりそうです。

夏の小倉の日曜メインは中京記念。今年は例年の中京1600mではなく、小倉の1800mで開催ということで、全く別物のレースとして捉えなくてはいけないでしょう。

注目しているのはディアンドルです。前走G1ヴィクトリアマイルに出走し14番人気ながら4着と好走。G1・4着の実績はナンバー1。安定した先行力がディアンドルの持ち味で、小倉1800mの条件替わりが一番有利働きそうな点がポイントとなりそうです。

今回と同じ条件だった小倉大賞典では、番手から先行して3着に好走。トーラスジェミニが押して先手を主張する中、ディアンドルは持ったままで前へ出て番手追走と、テンのスピードは上位。1,000メートル58秒で先行して差のない3着も立派です。前走のヴィクトリアマイルは控えましたが、粘り腰を見せての4着は大健闘と言って良いでしょう。今回は少頭数の12頭での開催ということで、楽に前を取れそうです。

もともと短距離路線を主戦場としていた馬なので、スピード能力の高さはもともと高い馬です。初重賞の北九州記念で2着後、スプリンターズSでは4番人気に推されるほどの馬でした。しかし、北九州記念・2着後は掲示板に一度も乗らない大スランプに陥り、不甲斐ない結果が続いていました。

そんな中で先述した3走前の小倉大賞典・3着をきっかけに、福島牝馬S・1着、ヴィクトリアマイル・4着といずれも上位にきており、復調気配を見せています。

前走からメンバーの格が落ちるここは十分勝ち負けでしょう。完全復活に期待して、重賞2勝目に期待したいと思います。