【菊花賞2021予想】紅一点ディヴァインラヴ、ウオッカを超える74年ぶりの偉業達成へ

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ウオッカが日本ダービーを牝馬として64年ぶりに制して以降、牡馬クラシック路線は順当に牡馬が勝利する流れが続いています。

クロノジェネシスやアーモンドアイなど、古馬になって牡馬相手に互角以上の能力を発揮する馬も最近の日本競馬では増えてきていますが、3歳時ではなかなか牡馬の牙城を崩すのは難しいようです。

今回の菊花賞へ紅一点の参戦となるディヴァインラヴは、ウオッカの64年ぶりを超える74年ぶりの菊花賞の牝馬勝利なるか注目の参戦となります。

除外となってしまいましたが、オークス3着馬のハギノピリナの参戦もかなっていればさらに盛り上がったところですが、牝馬の菊花賞勝利は、1947年のブラウニー以降ないだけに、これまでダンスパートナーなども跳ね返されてきた壁を超えられるのか、注目となっています。

戦績を見ても、この距離ならと思えるローテーションが組まれており、タイランドカップでは芝2600mを克服して勝利し、続く木曽川特別も連勝と、古馬の牡馬相手に結果を残しています。

また、騎乗する福永騎手にとってはコントレイルに続く連覇が、父エピファネイアにとっても親子制覇がかかる一戦となっています。

皐月賞馬エフフォーリアは秋の天皇賞、ダービー馬のシャフリヤールはジャパンカップへと進んだことで大混戦の様相を呈してきた今年の菊花賞ですが、フルゲート18頭で行われることもあり、予想のしがいもありそうです。

牝馬ということもあり、2連勝中とはいえ人気薄が予想されるディヴァインラヴですが、馬券検討には加えておきたいところですね。