【函館記念2021予想】昨年の2着のドゥオーモ、勝浦騎手とのコンビ復活で昨年の雪辱へ

函館の日曜メインはG3のハンデ戦、函館記念です。昨年は3連単で340万の大波乱となり、波乱傾向はかなり強い一戦です。

波乱必至の函館記念で注目しているのは、昨年の2着馬ドゥオーモです。

昨年はハンデ53kgで13番人気という中、上り最速で追い込んで高配当を演出。ドゥオーモ自身、荒れ馬場や時計の掛かる馬場で結果を出してきた馬で、時計のかかる洋芝はこの馬向きと言えるかもしれません。

ここ5戦で4戦も二桁着順大敗続きでしたが、前走巴賞ではスローペースの中、ほぼ最後方からの競馬となって8着敗退。勝馬との着差は0.5秒しかありませんので、やはり洋芝が得意と言えそうです。

さらにハンデは昨年と同じ53kgですが、昨年の勝馬アドマイヤジャスタが昨年54kgで今年が56kg、3着だったバイオスパークは昨年55kgで今年が57kgと増えているのに対して、ドゥオーモは据え置きというのは如何にもありがたいプラスポイントです。

今年はフェブラリーSの覇者カフェファラオのまさかの出走や、サートゥルナーリア世代の実績馬レッドジェニアルの出走などがあり、例年以上のハイレベルメンバーとなっているようですが、そのこと自体がハンデ据え置きになったとするなら、ドゥオーモにとっては好材料となりそうです。

そして鞍上は、今回勝浦騎手への乗り替わりとなります。近年騎乗成績はあまりよくありませんが、オープン入りするきっかけとなった小倉大賞典2着の時にコンビを組んでいますので、ドゥオーモの特徴はしっかりつかんでいる騎手です。

また、昨年は函館記念の前哨戦巴賞でコンビを組んでいましたが、お手馬ニシノデイジーが出走するため乗り替わりとなった経緯があります。今年はその逆に巴賞では騎乗していませんでしたが、今回乗り替わりとなるため、一年越しの函館記念への挑戦となります。コンビ成績は5戦中3戦が馬券圏内と優秀で、昨年の小倉大賞典・2着からも、ここでも好騎乗に期待したいところです。

ということで今年の函館記念は、昨年2着のドゥオーモが勝浦騎手とのコンビ復活で重賞制覇を果たしてくれることに期待したいと思います。