【越後ステークス2025予想】波乱含みの短距離戦!穴は叩き2戦目の実績馬か

今週日曜の新潟メインレースは、ダート1200mで行われる4歳以上オープン「越後ステークス」が開催。
同日に京都では天皇賞(春)、東京ではプリンシパルステークスが行われる影響で、越後ステークスでは例年通り乗り替わりが多くなる傾向がある。その中で主戦騎手が継続騎乗できることは大きな強みだ。
その恩恵を受けるのが、ディスクリートキャット産駒の4歳牡馬シークレットヴァウ。今回も武藤雅騎手が手綱を取る予定で、これまで12戦4勝・2着5回と抜群の安定感を誇る。主戦場はダート1200m以下で、新潟の左回りコースも過去に1戦して2着と問題ない。
先行力に優れたイントゥミスチーフ産駒の4歳牡馬ブシンも注目の一頭。今回は吉田隼人騎手への乗り替わりとなる。新潟ダートは初参戦だが、これまでのダート1200m戦で安定した成績を見せており、崩れる可能性は低い。
実績馬の中では、ゴーストザッパー産駒のシアージストが存在感を放つ。前走の京葉ステークスでは10着に敗れたが、これは11か月ぶりの長期休養明けによるものと見てよく、大きく割り引く必要はない。今回は小崎騎手を鞍上に迎え、中1週のタイトなローテーションではあるものの、同レースの勝ち鞍があり能力は証明済み。60キロの斤量を背負う点は楽ではないが、その分人気が落ちれば馬券的には妙味がある存在となる。
乗り替わりや久々の馬が多く、混戦模様が予想される今年の越後ステークス。だが、条件が揃ったシークレットヴァウを軸に、各馬の適性やローテーションを見極めることが重要な一戦となる。