【シルクロードS予想2022】5歳にして更に成長を続けるエーポス、初の重賞獲りへ

ハンデ戦のG3でフルゲート必至となっているのが、日曜中京メインレースに組まれているシルクロードSです。フルゲート18頭に登録23頭となっており、激戦区なのがうかがえるレースとなっています。

オープンで善戦を続けるルッジェーロも無事出走が叶い、重賞戦線に入り常に上位人気に支持されながらワンパンチ足りない競馬で2着どまりとなっているカレンモエは引き続き松山騎手で挑む予定となっており、スプリンターズS出走組の中では、馬券の買い時が難しい4着のメイケイエール、7着敗退も展開次第で怖い逃げ馬のビアンフェ、さらに4番人気とまずまずの支持を受けたものの11着大敗となったジャンダルムなどが出走を予定しています。

大混戦となりそうですが今回注目したいのはジャスタウェイ産駒の5歳牝馬のエーポスです。栗東・北出厩舎の管理馬で、前走に続き亀田騎手が手綱を取る予定となっています。

3歳時にはフィリーズレビューを制し、桜花賞にも駒を進めた馬ですが、その後1年近く休養を余儀なくされ、なかなか使い込めない中で前走のラピズラズリSでは、久しぶりに豪脚披露で勝利しており、テン乗りだった亀田騎手とも鞍が合っているのではないかといえます。

中京コースも2か月の休み明けも初めてとなるだけに適性は未知数となりますが、兄に芝マイル路線で活躍しているカイザーミノルがいる血統背景だけに、5歳にしてさらに進化を遂げる可能性もあります。人気の一角を担うことになりそうですが、本番の高松宮記念も中京芝1200mで同じ舞台となるだけに、今回のメンバー相手にどこまでやれるのか、試金石といえそうです。