【皐月賞2016予想】ペースは?馬場は?レース展開を徹底予想!

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今年の皐月賞は例年稀に見る豪華メンバーです。「3強」とうたわれているリオンディーズ、サトノダイヤモンド、マカヒキの3頭に加えて2歳王者のエアスピネル、3連勝中のアドマイヤダイオウ、マツリダゴッホ産駒の稼ぎ頭ロードクエスト、共同通信杯を制した伏兵ディーマジェスティがおり、クラシックを大いに盛り上げてくれています。豪華過ぎる故にいつも以上に馬券予想にアタマを悩ませているファンも多いことでしょう。
かくいう私も馬券組立の難解さには参っております。様々に起こりうる展開のパターンを想像するだけでも十分楽しめます。今年の皐月賞は一体どんなペースや展開になるのでしょうか?

ペースはスロー?ハイ?有利な馬は?

展開の予想は様々ですが、脚質から予想してみるのも一つです。まず、「逃げ馬」「先行馬」「差し馬」と、出走馬を大きく3つの脚質タイプに分けてみましょう。差し馬に関しては中団・後方とまた分類できますが、大きく分けるということで差し馬として括させていただきました。

逃げ馬

ジョルジュサンク
リスペクトアース
アドマイヤモラール
サイモンゼーレ

先行馬

エアスピネル
マウントロブソン
ミライヘノツバサ
プロフェット
ドレッドノータス

差し馬

リオンディーズ
サトノダイヤモンド
マカヒキ
アドマイヤダイオウ
ディーマジェスティ
ナムラシングン

逃げ馬は4頭いますがどれも「何が何でも逃げたい」という馬ではありません。スタートして200m行くと5mの急坂があるので先行争いもほどほどに、スタート後の坂を登る頃には並びも落ち着き頂上あたりから下りで一息入れて向正面、という流れが自然でしょうか。そうなれば比較的平均~スローペース気味で進んでいくことが予想されます。

スローペースであれば、前へつけていきそうなエアスピネルは有利になりそうです。朝日FSと弥生賞では2強に次元の違いを見せつけられましたが、展開が向けばエアスピネルも最後は互角の勝負も可能でしょう。勝負付けは終わったと判断するには少々はやく、取捨選択に悩む一頭です。

スローペースの瞬発力勝負になればマカヒキが有利になりそうです。ただ、前に33秒の脚をつかって行かれたら厳しいという見方もできます。叩き2戦目で挑んだ弥生賞は状態も良かったですが、今回は前走以上のパフォーマンスを期待するには少々ハードルが高いと予想するならそこまで絶対的な信頼感はないように思えます。

中団から競馬をしそうな2強のリオンディーズとサトノダイヤモンドについては、リオンディーズは折り合いの不安もあるので、立ち回りの上手いルメール騎手とサトノダイヤモンドのコンビはスローペースは歓迎かもしれません。

最後は粘るエアスピネル、リオンディーズとサトノダイヤモンドが追い出してサトノダイヤモンドが最後は差し切る。堅い決着となりそうですがリオンディーズとエアスピネルの馬単、または馬連を厚めにという馬券予想が予想できました。

当日は馬場状態の影響もあるので現時点では読めない部分も多く、あくまでザックリとした展開予想にはなりますが、アタマに入れながら当日また馬場の傾向を見て決めたいと思います。

それでは皆さん、待ちに待ったクラシック第一弾の開戦を楽しみにして待つとしましょう!