【白富士S2021予想】4歳勢に鬼門のレース、改めて世代レベルを測る一戦

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先週のアメリカジョッキークラブカップは菊花賞でコントレイルを追い詰めたアリストテレスが1番人気で勝利し、2着にもヴェルトライゼンデが入るなど、昨年のクラシックで上位に入線してきた馬たちのレベルの高さを示すレースとなりました。

今週は、昨年のクラシック本番では結果が残せなかったものの、トライアルで強さを見せていたビターエンダーが土曜東京のメインレースに組まれている白富士ステークスに登録ということで、どこまで通用するのか注目となります。

フルゲート15頭に対して登録14頭ということで、全馬除外なく出走可能な同レース。ルージュバック半弟で同じ明け4歳馬、現在3連勝中と勢いに乗るポタジェ、毎日王冠3着や新潟記念3着などの実績から左回りコースでは脅威となるサンレイポケット、さらに順調に使えない弱みはあるもののこのクラスなら勝ち負けできそうな素質馬ブレステイキングなど、簡単な相手ではないメンバーが揃いました。

主戦をつとめる津村騎手としても、皐月賞、ダービー、菊花賞と全て二桁着順と敗退していることもあり、昨年のプリンシパルステークスや共同通信杯で結果を残した東京コースで、そろそろ久しぶりの勝利を飾りたいところでしょう。

過去5年のデータでは4歳馬の勝利は2016年のケツァルテナンゴ以来ないだけに、ビターエンダー、ポタジェともに久々に4歳馬での勝利なるかも注目したいレースですね。