【桜花賞2025】粗品の〝本命〟は?雨を考慮した本命馬を予想

競馬ファンの間で“粗品の呪い”とまで恐れられているのが、ギャンブル好きとして知られるお笑いコンビ・霜降り明星の粗品だ。

桜花賞においては、2018年に大阪の競馬番組に初出演した際、同年の桜花賞ではアーモンドアイを本命に据え、2・3着馬まで完全的中。さらに2023年も、1番人気リバティアイランドを本命視し、見事に3連単を的中させている。本人も「桜花賞には思い入れがある」と語っており、今年も気合いを入れて予想に挑んでくることは間違いないだろう。

この世代の牝馬だとチューリップ賞で本命視したナムラクララ、阪神ジュベナイルフィリーズで本命視したブラウンラチェットあたりが過去に高く評価した馬としては挙げられる。ただし、どちらの馬も勝ち負けにまでは絡めず、評価が高かった分、結果として“呪い”の対象になってしまった感も否めない。今回のメンバーにおいてはおそらく伏兵的な立場での参戦が濃厚。果たしてそこまでの大穴を本命視してくるかどうか。

その他で注目しているのは、重馬場・不良馬場で好走経験のある2頭。不良馬場のファンタジーSの1着馬・ダンツエランと、重馬場の札幌2歳Sで2着だったアルマヴェローチェだ。

というのも、今年の桜花賞当日は雨予報。馬場がタフになる可能性が高く、良馬場でしか走ったことのない馬が多い中で、経験値のあるこの2頭は予想のカギとなる。馬場適性を重視する粗品のスタイルからすれば、このどちらか、あるいは両方を馬券に据えてくることも十分にありえるだろう。

ちなみに、先週の大阪杯では本命に推したロードデルレイが惜しくも2着に敗れ、粗品は現在十数連敗中。もはや恒例となった「ボケェーい!」の叫びを楽しみにしているファンも多く、“粗品の本命馬=消し”という流れが定着しつつある。今年も本命馬の発表に注目が集まる。