出世レース若竹賞、今年も外国人ジョッキーが中心か?

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日曜中山9レースに組まれている3歳1勝クラスの特別戦・若竹賞は、過去5年のデータで外国人騎手が4勝と日本人騎手が劣勢となっています。

今年は登録頭数10頭と少なめですが、2017年の勝ち馬ウインブライトは香港カップを制するなど大活躍を見せており、2019年の勝ち馬ヒシイグアスは今年の中山金杯を制し、ウインブライト同様中山巧者ぶりを発揮し、今年のさらなる飛躍に期待が掛かる1頭です。

注目の外国人騎手ですが、今年はコロナ禍の影響下での開催ということもあってJRA所属のデムーロ騎手、ルメール騎手のみの参戦となりますが、いずれも上位人気が予想されるだけにやはり馬券の中心に据えておきたい存在です。

デムーロ騎手はディープブリランテ産駒のサンズオブタイムに騎乗予定で、デビュー戦は出遅れて大敗したもののその後は大崩することなく競馬ができており、今回は横山典弘騎手の騎乗停止に伴う乗り替わりという形にはなりますが、いい馬がまわってきたといえます。

一方のルメール騎手はモーリス産駒のゾディアックサインに騎乗予定で、こちらはデビューから2戦ともルメール騎手が手綱を取っているお手馬です。

初戦は折り合いがつかず道中の位置取り7番手追走から3コーナーでは2番手に押し上げる競馬ながら2着に入っており、折り返しの未勝利戦で順当に勝ちあがってきました。今回は4ヶ月の休みを経ての復帰初戦となっています。

過去5年は4番人気以内の馬が勝利していることもあり、大荒れは期待しづらいレースですが、2,3着には人気薄が食い込むケースもあるだけに、軸馬は人気馬、相手馬には人気薄も警戒しつつ馬券検討しておきたいところかもしれません。