大挙来日予定の短期免許の外国人騎手、今年もG1戦線で活躍なるか?

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コロナ禍が落ち着きを見せつつあり、この秋は久しぶりに外国人騎手の短期免許での来日が増えることになりました。

JRAは2017年に短期免許制度を改正しており、現在は申請条件として英仏では賞金リーディング5位以内、アイルランドやオーストラリアでは3位以内、あるいは指定する各国の主要G1を2勝以上といった条件が求められています。

狭き門となっており、5人までという制約がある中、海外のジョッキーにとっては条件戦でも高額といえる日本での短期免許はプラチナチケットといえます。

来週からはミルコ・デムーロ騎手の弟のクリスチャン・デムーロ騎手が昨年に続き来日を予定しています。JRAでも重賞12勝、通算172勝という実績を残しており、さっそく秋の天皇賞では有力馬のシャフリヤールとコンビを組む予定となっています。

また日本でおなじみの欧州トップジョッキーの一人であるライアン・ムーア騎手の来日も予定されており、11月途中から3週間という短い期間にはなりますが、馬券検討では欠かせない騎手ともいえ、人気馬に騎乗するケースが多いだけに馬券検討での取捨選択に悩まされることになりそうです。

常連ともいえる両騎手の来日に加え、今年は日本にとってフレッシュな顔ぶれも見られそうです。

欧州ナンバーワン女性ジョッキーといわれているホリー・ドイル騎手と、その夫であるトムマーカンド騎手が今年は来日を予定しています。

日本ではまだ名が売れていない両名だけに、騎乗馬の質問わずそこまで人気は上がってこないことも予想され、ムーア騎手やクリスチャン・デムーロ騎手の騎乗馬にはもちろん注目は集まりますが、両名の騎乗馬にもぜひ注目したいところですね。