【伏竜S予想2017】父・叔父がフェブラリーS覇者、ダートの申し子サンライズノヴァ

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今年の日本ダート馬のエース・エピカリスがドバイに参戦したことや、わずか11頭の登録となり手薄になると思われた今年の伏竜ステークスでしたが、意外と層が厚い有力な出走馬が集まってきています。

今回は距離不安こそあるものの、オープンで1番人気を背負ったシゲルベンガルトラ。先日の高松宮記念をセイウンコウセイで制した幸騎手がデビューから継続騎乗し、これまで人気問わず馬券圏内から外れたことのないハイパーノヴァ。さらに木幡巧騎手とのコンビで、前走楽勝を演じたリゾネーター。

そして何よりも注目したいのはゴールドアリュール産駒のサンライズノヴァです。ゴールドドリームのフェブラリーS制覇など、今年に関しては父の血の後押しも期待しての推奨ではありますが、サンライズノヴァに関しては父だけではなく母ブライトサファイヤにも注目したいところです。

父サンダーガルチは活躍馬も余り出しておりませんが、ブライトサファイヤの弟にサンライズバッカス、2007年のフェブラリーS覇者がいます。つまり、父ゴールドアリュール、母の弟サンライズバッカスということで、ダートGⅠと非常に親和性の高い血統になります。

前走の若葉Sでは掲示板を外してしまいましたが、引き続き今回も松若騎手の騎乗で出走します。所属の音無厩舎とのコンビには馬券妙味があることが多く、今回は人気を背負う形にはなりそうですが、きさらぎ賞を制したアメリカズカップに続けるか期待がかかる1頭です。