【難波S予想2020】足踏み続くゴータイミング、得意の舞台でオープン入りへ

武豊騎手のバックアップをしている個人馬主といえばメイショウ冠でおなじみの松本オーナーと、近年はキーファーズが挙げられます。

欧州の一流繁殖牝馬にディープインパクトを種付けした良血馬への騎乗依頼、さらに凱旋門賞4着のジャパンを購入し、今年は開催も不透明なところですが武豊騎手での凱旋門賞制覇を第一目標に掲げるオーナーらしい活動を徹底しています。

今年は3歳馬にも有力馬マイラプソディとのコンビがあり注目の集まるところですが、今週日曜阪神10レースに組まれている難波ステークスに出走のゴータイミングもまた見逃せない一頭です。

前走のアメジストステークスでは折り合いが付きやすくなったこともあっての距離延長で挑んだ芝2000mでしたが、全く伸びない不可解とも言える敗北を喫しました。巻き返しの期待される今回も再度上位人気が予想されます。

過去10戦3勝という実績で、その3勝全てが阪神競馬場でのものとあり、今度こそ勝ってオープン入りという気持ちは強いと思われます。

大きな舞台を狙うという意味では、このクラスの東京競馬場の芝2000mで勝ち負けにものぼらなかったというのは大きな誤算かもしれませんが、今年4歳馬ということでまだまだこれからの競走馬です。

昨年のラジオNIKKEI賞では不良馬場もこなし、追い込んで3着の実績もあるため、右回りの芝1800mに戻る今回は前走の敗退を忘れても良さそうです。

母サラフィナに父ディープインパクトという血統背景の持ち主で、3勝クラスでいつまでも足踏みしているわけにもいかない期待馬だけに、今回は期待に応えてくれるのではないでしょうか。