【京成杯AH予想2021】グレナディアガーズ、アメリカ遠征へ弾みをつけたい一戦

記事「【京成杯AH予想2021】グレナディアガーズ、アメリカ遠征へ弾みをつけたい一戦」のサムネイル画像

栗東・中内田厩舎所属の3歳牡馬グレナディアガーズが、11月6日にアメリカで開催されるG1のブリーダーズカップマイルを目指すことが発表されています。

デルマー競馬場で行われる芝1600m戦ということで、NHKマイルカップでは結果が出せなかったものの、2歳マイル王としてどこまでやれるのか、試金石ともいえる一戦となりそうです。

父フランケル、母ウェイヴェルアベニューという血統背景で、母はブリーダーズカップフィリー&メアスプリントの勝ち馬ということもあり、母子でのブリーダーズカップ制覇なるかも注目となっています。

グレナディアガーズは2歳の7月にデビューし、デビュー戦は圧倒的1番人気に支持されたものの2着と敗れ、結果的に未勝利脱出に3戦を要することとなりました。

未勝利脱出後に陣営が選んだのがいきなりのG1参戦となる朝日杯FSで、血統面やこれまでのオッズを考えると低評価とも思える7番人気ながら、見事G1初制覇を成し遂げています。

3歳になってからはファルコンSで2着、NHKマイルカップで3着とと、1番人気を2戦連続で裏切る形となっていますが、大敗したわけでもなく、道中5番手以内追走で抜け出す競馬の安定感は、アメリカのスピード競馬に対応できるだけのポテンシャルは秘めていそうです。

NHKマイルC以来4ヶ月ぶりとなる復帰初戦は、中山競馬場で行われる京成杯AHを予定しており、得意の舞台、得意のコースで今年の初勝利を飾ってアメリカ遠征を果たせるかどうかも注目したいところです。

京成杯AHは川田騎手とのコンビで挑む予定となっていますが、遠征も川田騎手で行くのかどうか、まずは復帰初戦を楽しみに待ちたいところですね。