【青葉賞2016予想】プロディガルサン、5ヶ月でどこまで成長したのか?

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先週から東京競馬場でも開催が始まりました。今週土曜のメインレースは「第23回青葉賞」が開催されます。2着馬までに日本ダービーの優先出走権が与えられるレースで、同じコース・距離で行われることからも日本ダービーの重要な前哨戦として位置づけられております。

とは言え、過去に青葉賞を経て日本ダービーを制した馬は現在のところ一頭もおらず、2012年の覇者であるフェノーメノの日本ダービー2着が今のところは一番優秀です。ダービー出走への扉も魅力的ですが、「まずは重賞タイトルを獲りたい」という重賞未勝利馬たちの出走が多いような気がします。

重賞レースを経験している馬自体が少なく、半分以上が500万下の条件戦、または未勝利戦を勝ち上がってきたばかりの馬です。必然的に重賞ですでに好走経験のある馬が中心となります。今年は東京スポーツ杯2歳S(G3)で2着に惜敗したプロディガルサンや、京成杯(G3)と共同通信杯(G3)で2戦連続3着に入着しているメートルダール、スプリングS(G2)で2着に入着したマイネルハニー、昨年のデイリー2歳S(G2)で3着に入着したノーブルマーズなどが挙げられます。

良血プロディガルサン、5ヶ月の休み明けは割引きもここは2着内は必至条件

中でもプロディガルサンは父ディープインパクト・母ラブズオンリーミーの血統で、ドゥラメンテのライバルとしても有名なリアルスティールを全兄に持つ良血です。期待感の高い一頭ではありますが、約5ヶ月の休み明けは割引きが必要です。どれだけ成長したかも期待したいところですが、久しぶりのレースでキチンと走れるかどうかも不安です。重賞を2戦もこなしているメートルダールやノーブルマーズの方がレースの経験値としては上かもしれません。ダービーまで駆け抜けるならここは2着以内は必至条件!休み明けで戦う相手としては厳しい相手になりそうですが、まずは青葉賞好走に期待しましょう。