函館記念(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

今週末は夏の函館の名物レース「函館記念」が行われます。昨年は14番人気が2着で91万馬券が飛び出し、一昨年は13番人気が2着で23万、その前が10番人気が2着で12万と、三年連続で二桁人気馬が馬券に絡み波乱を演出しております。伏兵馬の台頭がたびたび見られる波乱傾向の強い一戦です。今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に函館記念の傾向を探っていきたいと思います。

■「4番人気」＆「7番人気」が好成績、波乱傾向が強く伏兵陣にも要注意！

「1番人気」は過去10年で一度も勝てておらず、不振傾向に。勝率ベースでは最多の4勝をあげている「4番人気」がトップで、複勝率ベースでは5回も3着がある「7番人気」がトップです。二桁人気馬も、2着までですがよく馬券に絡みます（0-5-0-63）。波乱傾向の強いレースで、馬券的には伏兵陣にも広く目配せをして高配当を狙いたいところです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠」＆「先行馬」が好走傾向に

コースは函館競馬場の芝2000mを使用。3着内に入った述べ27頭中18頭が「1～4枠」で、9頭が「5～8枠」でした。枠は「内枠」が有利な傾向が出ており、とくに2,3枠が好成績をあげております。

脚質は先行・差しがいずれも3勝をあげておりますが、勝率・連対率・複勝率は「先行馬」の方が高くなっております。また、「逃げ馬」も2勝しており、前で競馬をする馬が好走しております。

※上記の「枠番データ」と「脚質データ」は、札幌競馬場で行われた2009年を除いた過去9回分のデータになります。

■ハンデは「56kg」に注目、馬体重は「-3kg～+3kg」に注目

ハンデは最多の5勝をあげ、馬券圏内の頭数も一番多い「56kg」に注目。馬体重は、最多の4勝をあげている「-3kg～+3kg」に注目。馬体重の増減は、増えている馬の方が好走しております。

■「4歳馬」に注目

馬齢は5歳馬と7歳以上が3勝をあげておりますが、勝率・連対率・複勝率全てにおいては「4歳馬」がトップです。性別は「牡馬」が中心で、牝馬は過去10年で1頭も馬券に絡んでおらず、割り引きが必要。所属は6勝をあげている「関西馬」がやや優勢です。

■前走は「目黒記念」に注目

前走は最多の3勝をあげている「目黒記念」に注目。前走着順は、3着内に入った述べ30頭中17頭が「5着以下」だった馬でした。前走大敗から巻き返す馬も多く見られます。

■騎手は「秋山真一郎」に注目

2勝以上している騎手はおりません。唯一勝利と連対を果たしている「秋山真一郎」に注目。