【阪神カップ2016予想】1400m巧者のロサギガンティアがミッキーアイルを差し切る!

年末の3日間開催の2日目には、有馬記念の資金集めレースにしたい阪神カップが行われます。

難しい1400mの阪神芝で行われるレースですが今年はマイルチャンピオンシップを勝ったミッキーアイルが出走することで例年以上にメンバーが揃った感があります。

出走馬16頭中、前走を勝った馬はミッキーアイルを含め3頭のみで、しかもミッキーアイル以外の2頭はオープン、1600万ということもあって勢いからもミッキーアイル1強ムードとなっています。

前走でGⅠ2勝目、ここ3戦連続でGⅠ連対中、さらに1400m芝も得意、阪神競馬場も得意となれば
よりミッキーアイルが絶対的存在になっています。

しかし、今年の阪神カップにはミッキーアイル以上に1400mの得意な馬ロサギガンティアが
います。

ロサギガンティアは、昨年も阪神カップに出走し3番人気で先行から押し切って勝利しています。

一昨年も出走しその時はロサギガンティアにとって生涯でも一番悪い15着という結果に終わっているのですが、着差は0.7秒差でしかなく、それ以外の1400m芝の成績は4走し2勝3着2回といずれも馬券圏内に入っているのです。

1800mのスプリングステークスも勝利していますが、ロサギガンティアが一番得意なのが1400mという距離なのです。

一番得意な条件であれば、GⅠを勝ったばかりのミッキーアイルと言えども関係ありません。

しかも脚質も逃げるミッキーアイルを見ながら先行し最後に差し切ればいいため相性は抜群なのです。

さらに、マイルチャンピオンシップを逃げ切ったミッキーアイルは1400mであれば短距離馬の先行もあるため、そんなに楽に逃げれるとは限りません。

ミッキーアイル決定的な不安要素とは?

加えて、マイルチャンピオンでミッキーアイルは降着とはならなかったものの、ラストで斜行して他馬の邪魔をしていました。斜行してしまう理由の1つに余力がない、ということがあります。それでも勝ったミッキーアイルはマイルチャンピオンシップでめいいっぱいの力を出し来ていたと言えます。それが1ヵ月で十分疲れが取れているか?というと疑問が残ります。

むしろ、疲れが残っていると考えれば、阪神カップでは人気ほどの好走はできないでしょう。その可能性が高いだけに、ミッキーアイルよりも1ヵ月休みの多かったロサギガンティアの方が
余力がありそうです。

以上のことからも2016年の阪神カップは、絶対的人気のミッキーアイルを1400m巧者のロサギガンティアが差し切る可能性が高いのです。

ロサギガンティアの頭で高配当が狙えて、有馬記念の資金を貯めれるかもしれませんよ。