【早鞆特別2025予想】波乱含みのハンデ戦!警戒すべき伏兵馬は?

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今週土曜日、小倉競馬場のメインレースでは、ダート1700mで行われる4歳以上2勝クラスのハンデ戦「早鞆特別」が実施されます。フルゲート16頭に対し、登録馬は19頭。レース当日もフルゲートとなる可能性が高く、混戦模様の一戦となりそうです。

過去5年のデータを振り返ると、2020年と2021年の別定戦も含めて上位人気馬の信頼度は低め。6~9番人気の馬が2勝を挙げており、2着・3着には二桁人気馬が4頭絡んでいるため、伏兵の台頭に注意が必要です。

馬齢別の傾向では4歳馬が中心で、次いで5歳馬が好成績を収めています。ただし、5歳馬が5番人気以内に支持されると信頼度が下がり、2着1回が最高成績。同様に、牝馬も5番人気以内に推されると3着以内がなく、実績を残せていません。また、6歳馬は人気を問わず苦戦しており、ここ5年で3着以内に入った例がありません。

今年の出走予定馬の中では、6歳馬のドレフォン産駒・シンリミテスが休み明けでの参戦、ダノンレジェンド産駒・コブラが前走このクラスで4番人気5着と悪くない成績を残していますが、データ的には厳しい戦いになりそうです。

一方、人気がそれほど上がらない4歳・5歳馬の中では、小倉ダート適性がありそうなキズナ産駒・グーヴェルナイユが注目の1頭。このクラスでは3戦して3着、8着、11着と着順を落としていますが、小倉ダートでは1戦して3着1回と好走しており、ローカルコース適性を活かせば巻き返しの可能性もありそうです。

5歳馬では、シャンハイボビー産駒・スマートハンターが伏兵として不気味な存在。前走の2勝クラス昇級初戦では11着と大敗しましたが、1勝クラスでは10番人気で勝利した実績があり、人気薄の馬が台頭する傾向が強いこのレースでは侮れません。

また、ここ4年は前走1勝クラスを勝ち上がり、昇級初戦で臨んだ馬が毎年3着以内に入っています。今年はシャンハイボビー産駒の4歳牡馬・グランドセントラル、ドレフォン産駒の4歳牡馬・フラッシングが該当。上位人気が想定される2頭だけに、馬券検討の際には押さえておきたいところです。