【共同通信杯2019予想】調教・最終追い切りが高評価の馬トップ3

6日に、共同通信杯に出走する各馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。

ダノンキングリー(牡3、萩原清厩舎)

2/6(水)美浦・南P(良)5F66.3-4F50.6-3F36.7-1F11.7(馬なり)

内ミッキーマンドリン(古馬500万)、中アガパンサス(新馬)と3頭併せで、戸崎圭太騎手を背に追い切られた。最後方から外を回り、直線では反応良く伸びて1馬身先着した。

時計の出やすいポリということもあるが好時計だし、何より直線で仕掛けられた時の反応が良い。1週前は南W4Fからビッシリ追われて5F66.6-4F51.6-3F39.0-1F13.7。1秒ほど追走し、あっという間に突き放して1.3秒差の独走状態。今の南Wは力が要る馬場なので時計はそこまでだが、仕上がりは良さそうだった。最終追い切りもこの内容なら、状態は良さそうだ。

フォッサマグナ(牡3、藤沢和雄厩舎)

2/6(水)美浦・南W(やや重)5F68.0-4F52.3-3F38.2-1F12.4(馬なり)

ラボーナ(5歳500万)が先導し、2番手のフラットレー(4歳500万)を5馬身追走。杉原誠人騎手を背に追い切られた(レースはC.ルメールが騎乗)。僚馬をかなり前に置いたが、ゴール板では悠々と並びかけ楽々併入。

今の南Wは時計のかかる馬場だが、それだけに最後の伸び脚は評価できる。1週前の追い切りは馬なりで坂路4F56.7-3F40.8-1F12.8。時計はそこまでだが、最後は併せたドラゴンストーム(障オープン)馬なりをあっさり1馬身先着する好内容。最終追い切りでもしっかり最後は脚を使って伸びており、エンジンがかかってからの伸びは本番でも期待できそうだ。

ゲバラ(牡3、伊藤大士厩舎)

2/6(水)美浦・南W(やや重)4F52.7-3F38.2-1F12.5(G前仕掛け)

先行するマイネルスカイ(古馬500万)の内から1馬身半先着。今回新コンビを組む大野拓弥騎手を背に追い切られた。終い重視で最後は自分から競る姿勢も見られた。

1週前は坂路で4F55.0-3F40.6-1F13.7と軽く流すだけの内容だったが、最終追い切りでは力強い脚取りを見せ、しっかり動いている。気合乗りは上々。新馬戦の時も、鞍上の柴山雄一騎手が調教の時からかなりの手応えを感じており、自信があったとコメントしていた。順調そうな今回も、本番で見せ場を作れるか。