【中山記念2021予想】ハーツクライ産駒ヒシイグアス、いよいよ本格化か

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過去10年ではヴィクトワールピサやウインブライトなどが海外G1に挑むステップとしてきたのが、今週日曜中山のメインレースに組まれているG2・中山記念です。

一昨年、昨年と連続2着だったラッキーライラック、2018年、2019年と連覇を飾ったウインブライトが共に引退しており、新星の登場にも期待がかかる一戦となっています。

今回注目したのは中山巧者という点と、3連勝という勢いも加味して上位人気必至ながらも狙ってみたいハーツクライ産駒のヒシイグアスです。

先日のフェブラリーSで初G1制覇となったカフェファラオを管理する美浦・堀厩舎の管理馬で、現在2連勝中のパートナーである松山騎手とのコンビで今回も挑む予定です。

1着馬に大阪杯の優先出走権が与えられるレースとなっており、収得賞金4450万円は余裕があるとも言いきれないヒシイグアスとしては、叩き台というわけにもいかず2着以内は確保しておきたいレースとなっています。

その他には京都金杯を12番人気ながら久々の勝利で飾ったケイデンスコールが引き続き岩田騎手で参戦を予定しており、上位人気の一角を担いそうですが登録馬中唯一の牝馬ということでレースぶりにも注目したいところです。

また年明け好調組としては中山金杯3着のウインイクシード、日経新春杯3着のクラージュゲリエ、白富士S3着のフランツなどが参戦を予定しています。

前走で二桁着順組の登録も多く、例年に比べるとメンバーは少し落ちる構成になっており、中山コース実績が【3-2-0-1】と抜群の安定感を誇るヒシイグアスは、馬券検討には欠かせない1頭となりそうです。