3代目ヒシマサルが今年の2歳馬にいる?!

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去年の秋の話ですが、たまたまですが馬柱で「キラージョー」という名を見つけました。私の記憶が確かなら昔そんな名前の馬がいたような・・・と思い、気になり調べたところ、やはりいたんですね先代キラージョー。しかも生産牧場も馬主さんも同じ。

こんなのアリなのか?と思い「同じ馬名をつけられる条件」も調べてみました。というより、つけられない条件といったほうがいいかもしれません。何かのご縁で馬主になったときに困らないようにしっかり覚えておきたいものです。具体的な条件は以下の3つ。

  1. 国際的な有名レースの勝ち馬名は不可。
  2. G1以外の重賞勝ち馬は登録抹消から10年は使用不可。
  3. 中央、地方の同名馬は抹消後5年は使用不可。

キラージョー以外にも昨年の2歳馬には2代目サトノケンシロウもいました。こちらも同馬主ですね。なぜいまさら昨年の2歳馬の話を出しているかというと、今年の2歳馬に「ヒシマサル」がいたからです。父ルーラーシップ、母シェリールでセレクトセールで落札の馬。なんと実はこれで3代目。まだ馬名正式決定ではありませんが阿部オーナーの執念を感じさせます。

初代ヒシマサルは1955年生まれ、さすがに生まれてなかったこともあり当時のことはわかりません。わたしのイメージはやはり2代目ヒシマサル。しびれる追い込みでした。昭和の競馬ファンなら軸、相手いずれにせよ馬券で一度は購入したことがあるのではないでしょうか。ジャパンカップにも出走しました。当時わたしは中学生だったので馬券は買っていませんが、馬名だけが妙に頭に残ったんですよね。

初代が安田記念馬なので日本で申請したのでは馬名登録が通らないということもあり、2代目はアメリカで「Hishi Masaru」名義で登録した後に日本へ輸入するという荒業による登録。明確に区別する際は公的にはローマ数字をつけヒシマサルⅡとするそうです。3代目ヒシマサルはどのような方法で

そして、3代目ヒシマサルは古くからのヒシアケボノなどのご縁なのか、栗東・角田厩舎を予定しています。ヒシの勝負服といえばヒシアマゾン、ヒシミラクルはじめ追い込みのイメージ。POGをやられている方はぜひ覚えておいてくださいね!