【北斗特別2017予想】この条件にこの馬。もはや出走自体が反則レベル?

降級馬と三歳馬の戦いに見所を求めてしまうのがこの時期の特別戦。夏のこの時期、古馬に揉まれながら勝利することによって得た自信によるものなのか、夏競馬のステップから秋の大きな飛躍へとつないだ三歳馬は枚挙に暇がありません。

ところが「どうやらあの馬が出走するらしい」という噂でも流れたのか、1000万条件の芝コース、しかも1800mとわりと参戦しやすい舞台にも関わらず、3歳馬が1頭も登録していないレースがあります。それが今週の日曜日に開催される函館競馬最終レース・北斗特別です。芝1800mのハンデ戦ということで、フルゲート16頭に対し17頭の登録で除外が出るレースとなりました。

人気が予想されるのが、シンハライトを相手にハナ差の接戦をローズSで演じたクロスコミア。その後、本賞金を加算することができなかったため、牝馬クラシックにも出走し、G2連対経験のある馬がその後わずか7ヶ月足らずで1000万条件に出走してきます。鞍上はこの馬をよく知り、そしてローズSで結果を出した岩田騎手。

そして馬も北海道がお気に入り。函館競馬は3戦して1着1回3着1回という安定感抜群ですシンハライト、チェッキーノのオークス1・2着馬、秋華賞馬・ドバイターフ勝ち馬ヴィブロス、そしてミッキークイーンなど牝馬の一戦級とこれまで戦ってきた実績を考えても、さすがにこのクラスでは力が違うはず。ハンデ戦、かつ混合戦で牝馬が人気している、という点で少しでも嫌われれば妙味が出てきます。