JRA京都大賞典（2020）は上位拮抗の混戦ムード！激戦を制するのは“この馬”だ

それなりの馬たちが揃いましたが抜けた存在はおらず、甲乙つけがたいメンバー構成となった京都大賞典。実績馬のキセキ、香港でG1初制覇を果たしたグローリーヴェイズが上位人気となりそうですが、キセキは浜中騎手と初コンビで出遅れの不安もあり、グローリーヴェイズも重馬場では不安が残るといったように、いずれも信頼度に欠けるところがあります。

そんな中で今回有力視したいのは新進気鋭のキングオブコージです。

今年は負け知らずの4連勝で、前走の目黒記念を勝利して重賞初制覇を果たしており、大きな成長力を見せている1頭です。前半ゆったり運んで高いパフォーマンスを発揮しており、2走前の湾岸Sでは4Fから長めに仕掛けてもまだ余裕があり長く良い脚が使えています。

ただ、前走の目黒記念では長く息の入らない持続ラップの中でキレ味も見せており、苦にすると思われていた展開でも好走。スタミナは豊富で、ステイヤー適性が非常に高い馬であると感じます。

距離は良いとして問題は馬場ですが、重馬場については未知の部分が多いです。パワーある走りですが切れ味も兼備している馬で、父のロードカナロアからは切れ味、母父ガリレオからはパワーを受け継いだという良いとこ取りの魅力馬です。血統的にはタフな馬場でも問題はなさそうなので、ここは血統を信じたいと思います。

他にも斤量が前走からプラス3kgの57kgと不安材料も決して少なくないですが、前走の目黒記念でも本命視させていただき、個人的に応援している馬でもあるので、ここでもキングオブコージの激走に期待したいと思います。

ということで今年の京都大賞典は、キングオブコージを本命軸馬とした馬券で勝負したいと思います。