【スプリンターズS予想2018】王者・レッドファルクスの連覇に「待った」をかけるのはこの馬だ!

30日(日)はいよいよ秋のG1シーズンが到来。秋の短距離王者決定戦「スプリンターズステークス」が中山競馬場で開催されます。

昨年はレッドファルクスが連覇を果たし、2015年はストレイトガールが優勝し、前年2着の雪辱を晴らした。さらに2013年はロードカナロアが連覇を果たしているなど、リピーターの活躍が多い同競走。

今年も三連覇がかかるレッドファルクスが有力ですが、ここ2戦は不発が続いております(高松宮記念8着、安田記念9着)。7歳という年齢からも衰えが心配になってくる頃であり、20日の1週前追い切りも高くは評価できない内容でした。(美浦のウッドコースで83.0-67.2-52.7-38.8-13.4・一杯、併せ馬に0.1秒遅れ)

今回は得意の中山コースが舞台ということで近走よりは条件は良くなりそうですが、休み明けで調子も上がってない状態なら、信頼しすぎるのは危険の可能性もあります。鉄砲の利く馬ではありますが、状態はしっかり見極めて取捨を決めたいところです。

一方で上り調子なのが去年の12着馬、ファインニードルです。今年は始動戦のシルクロードSを制すと、続く高松宮記念を優勝し、G1初制覇を達成。春の最後は香港G1のチェアマンズスプリントで4着に健闘。そして秋初戦のセントウルSを制し、見事に連覇を達成しました。

中山コースは過去に二度も12着・11着と大敗しているので、決して得意な舞台ではありませんが、1週前追い切りの内容は良く、状態は良さそうです(栗東坂路で54.8-39.3-25.2-12.5・単走)。中山の急坂さえ克服し、王者レッドファルクスの連覇に”待った”をかけるのか?

コース適性は良くても状態に不安があるレッドファルクスと、コース適性は見込めませんが状態は良さそうなファインニードル。他にも注目したい馬は多数おりますが、対照的な2頭の対決は見どころの一つとなりそうです。