JRA天皇賞秋(2020)のV最有力アーモンドアイを負かすなら馬場不問のこの馬!

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何と言っても最強牝馬アーモンドアイが最大の注目と言って良い今年の天皇賞秋。G1・8勝という偉業がかかっており、金字塔を打ち立てることができるかどうかが最大の見どころでしょう。

前走の安田記念は稍重でやや時計のかかる馬場、中2週という強行ローテーションが敗因として考えられます。天皇賞秋は昨年3馬身差の完勝を果たした舞台で、今回は十分に間隔をあけておりベストに近い条件が揃いました。サートゥルナーリア、グランアレグリア、サリオスなど強敵なライバルも不在のここは、アーモンドアイの独壇場のようにも思えます。

ただ、唯一不安材料があるとすれば今の東京の馬場でしょうか。東京と言えば近年高速化が目立っていますが、今開催の東京は時計がかかっており、高速化しているとは言い難い馬場です。

雨が続いたこれまでと違って、今週末は晴れそうなので馬場にも変化が出てきそうですが、ある程度時計のかかる馬場にも対応できる馬から狙っていきたいと思います。

そんな中で今回注目しているのはクロノジェネシスです。秋華賞・宝塚記念と勝ったG1はいずれも重ための馬場で、渋った馬場は苦にしない強みがあります。また、アイビーSでは32秒5、クイーンCでは33秒1と東京の軽い馬場でも速い上がりをマークしており、良馬場でも十分力は発揮できそうな気配もあります。天皇賞秋の舞台において速い上がりが使えるのは大きな武器ですし、馬場に左右されない強みがある点も今の東京の馬場ではプラスになるでしょう。

超高速馬場特化タイプのアーモンドアイにとって絶好の馬場とは言い難い今の東京なら、付け入る余地はあるのではないでしょうか。渋った馬場は歓迎で、良馬場でも高いパフォーマンスを発揮できる可能性を残しながら、速い上がりが使える。アーモンドアイも大崩れはしなそうですが、この馬を負かすとしたらクロノジェネシスであると見て、同馬をアタマで固定した馬券で勝負したいと思います。