函館2歳S(2017)の予想!本命は函館芝1200mで一番の走破時計を持つあの馬

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各地で猛烈な暑さが続いておりますが、この週末に外出をされる方はこまめな水分補給を取って、熱中症にはくれぐれも注意しましょう。

さて、夏限定の函館競馬も今週でおしまいです。ラストを飾る重賞は、2歳馬にとって初の重賞となる「函館2歳ステークス」です。全頭似たようなキャリアで毎年予想に頭を悩まされる一戦ですが、若い仔を応援するという意味でも毎年買わせていただき、楽しませてもらっております。

つい先日、2013年の優勝馬であるクリスマスが船橋競馬へ移籍となりましたが、このニュースを聞いた時はやはりこの2歳重賞を思い出しました。危なげなく2馬身差をつけて押し切る強い内容でした。船橋へ行っても頑張ってもらいたいですね。

本命はメンバー中、函館芝1200mで一番の走破時計を持つ「カシアス」

前置きが長くなりましたが、さっそく今回の本命馬から紹介させていただきたいと思います。私が選んだ本命馬はカシアスです。函館芝1200mを走ったメンバーの中では一番良い走破時計を持っておりますし、上がり34.7秒の脚も好材料。

新馬戦ではハナを切って逃げるも、最後はナンヨープランタンに捕まり2着に惜敗。続く未勝利戦では、3番手追走の控える競馬で新馬戦のタイムを上回り危なげなく快勝しました。今回上位人気のほとんどがキャリア1戦のみという中で、逃げと控える競馬両方を経験できたことは大きいのではないでしょうか。

ライバルのナンヨープランタンは今回1枠2番と内目に入りましたが、最近の岩田騎手は得意のイン突きを封印しつつありますし、ここはある程度下げるしかなさそうに思えます。一方のカシアスは6枠11番と絶妙な位置。隣のダンツクレイオーが譲らなければ目標にしてもいいですし、逃げても良し。去年の勝ち馬と同じ枠ですし、好枠に入れたと言っていいでしょう。

続いて、対抗馬に選んだのは牝馬のアリア。「夏は牝馬」の格言じゃないですが、このレースは牝馬が比較的好走しておりますし、牝馬の中ではこの馬が一番好走しそうと思っております。前走は最後の直線でしっかり伸びてましたし、函館1200mの走破時計もカシアスに次いで良いタイムです。

基本的に大きく荒れるようなレースではありませんが、ここ3年二桁人気が連続して絡んでいるように、やはり未知な部分が多いので全体的にどの馬も絶対的な信頼は置けません。レートは低めで勝負をしたいと思います。

以上、今年の函館2歳ステークスはカシアスを本命、アリアを対抗とした馬券で勝負してみたいと思います。それでは、皆さんの健闘を祈ります!