JRA札幌記念(2020)はスピードの持続力がある馬に注目

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札幌競馬は今週で5週目となります。馬場も荒れてきており、瞬発力よりも持続力を問われる馬場になってきている印象があります。

今年はマカヒキが回避したことでG1馬は3頭となりましたが、その中でもG1・3勝のラッキーライラックが人気の中心となりそうです。前目でスピードに乗ってそのまま粘り込める持続力のある走りがこの馬の持ち味で、洋芝も最終追い切りの内容を見る限り適性は高そうです。メンバーのレベル的にもここはラッキーライラックが中心と見て間違いないように思えます。

本命軸馬はラッキーライラックで間違いないとして問題は相手ですが、やはり狙いたいのは脚質に持続力がある馬。ラッキーライラックの有力な相手候補として今回狙いたいのは、スピードの持続力がある馬トーセンスーリヤです。

キレる脚はないので瞬発力勝負は不向きですが、スピードの持続力はそこそこあるので、前につけるとしぶとい競馬をしてくれます。

先行して押し切る競馬が好走パターンで、2走前の新潟大賞典は好位の内から先行して長く良い脚を使って快勝しました。前走の宝塚記念では7着でしたが、差し馬勢が上位となった中で逃げての7着で、同じ先行した馬の比較で言えば上位の競馬をしたと感じます。

また、馬場適性の差はあれど、6着だったラッキーライラックとは0.3秒差の7着ということで、ラッキーライラックと差のない競馬をしたことも好材料です。洋芝は7戦して6戦が馬券圏内で、残りの1戦も4着には好走しており、洋芝適性の高さも十分ありそうです。

ということで今年の札幌記念は、本命軸馬はラッキーライラック、対抗はトーセンスーリヤという予想で勝負したいと思います。