【皐月賞予想2018】「重馬場適性」＆「スタミナ」を重視した予想で勝負

いよいよ牡馬クラシックの第一弾「皐月賞」が開催されます。先週の牝馬クラシックの桜花賞では1～3番人気3頭による堅い決着となりましたが、果たして皐月賞はどうか？

近年は9番人気のアルアインが優勝し、二桁人気の伏兵も絡んで106万馬券が飛び出す波乱となり、一昨年も8番人気のディーマジェスティが優勝するなど近年は波乱傾向にある皐月賞。今年は優勝候補のダノンプレミアムが回避し混戦ムードが漂う中、当日は雨予報、さらに逃げ・先行馬も多数出走と例年以上に予想が難しい状況となっております。

重い馬場で前に行きたい馬がこれだけいるとなると、「重馬場✕ハイペース」でスタミナが問われるレースとなる可能性は高そうです。ということで、今回は「重馬場巧者」＆「スタミナのある馬」を中心に選んで馬券を組んでいきたいと思います。

今回本命視させていただくのはタイムフライヤーです。雨で重馬場だった萩Sを勝利。流れた中で後方から突き抜け、断トツの上がり最速をマークし、4馬身差の圧勝でした。ハーツクライ✕ブライアンズタイムという配合からも、スタミナも豊富でタフな馬場は得意なタイプと言えそうです。前走の若葉Sでの負けで今回は人気も落ちそうですし、復活に期待して狙ってみたいと思います。

次に、対抗馬にグレイルを選びました。雨で極悪不良馬場となった新馬戦を勝利しており、2走目に勝利した京都2歳Sも良馬場でしたが、開催最終週で前日の雨の影響が残って時計は掛かる馬場でした。父はハーツクライで、これまで力の要る馬場での後半勝負で高いパフォーマンスを見せていることからも、重馬場は問題なし。2000mという距離についても不安はなく、条件は向いております。

次に、単穴にステルヴィオを選びました。小雨が降る重馬場のコスモス賞を勝利し、札幌の洋芝の1800mで時計もかかる馬場でしたが、クビ差で差し切り見事に優勝しております。過去に記したロードカナロア産駒の馬場状態別成績を見ても、重い馬場はこなせる可能性は十分あります。父ロードカナロアも経験してない距離ということで血統面では買いづらいですが、死角は「距離」くらいでその他は条件は悪くありません。

最後に、連下にはジャンダルムを選びました。ホープフルSでは流れた中で中団で脚を溜め、直線も踏ん張って2着に入着。力の要る馬場のデイリー杯2歳Sも快勝しており、前目で競馬ができる点も魅力です。総合的な強さを評価し、連下とさせていただきました。

以上、皐月賞の予想でした。本命馬はタイムフライヤー、対抗馬はグレイル、単穴はステルヴィオ、連下はジャンダルムという予想で勝負をしたいと思います。それでは、皆さんの馬券の健闘を祈ります！