【東京スプリント2025予想】スプリント界の主役ガビーズシスター、海外帰りでも問題なし?

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4月16日、大井競馬場で交流重賞「東京スプリント」が開催される。注目の主役は、前走のリヤドダートスプリントで3着に好走したガビーズシスターだ。

その前走では、内寄りの3番ゲートからまずまずのスタートを切ったものの、最内のポジションは取れず中団の外目を追走。直線ではスムーズに外に持ち出し、ジリジリと脚を伸ばしたが、先に抜け出した2頭を捕らえるには至らず、惜しくも3着に終わった。

しかし、初の海外遠征という厳しい条件の中で、スプリント適性と鋭い末脚をしっかりと発揮した点は高く評価されるべきだ。国内ダート戦では【5-1-0-0】と無敗を誇り、今回舞台となる大井競馬場の長い直線もこの馬にとってはプラス材料。国内戦に戻る今回は、前走以上のパフォーマンスも期待できる。

今回相手には、かきつばた記念で2着に入ったサンライズホーク、同レース5着のエートラックス、そしてゴールドカップ2着のエンテレケイアなど好メンバーが揃っているが、海外遠征の疲労が懸念される中で勝ちきれるかどうか。2走前のカペラSで2着に負かしたクロジシジョーはドバイゴールデンシャヒーンでも4着に善戦しており、強い相手に勝ちきれている。国内スプリント界ではトップクラスの実力を持っていることは明白で、疲労が残っていなければ苦戦するような相手でも無いだろう。

懸念されるのはやはり海外遠征後の疲労だが、森一誠調教師も状態面について「競馬へ向かえる範囲内」と競馬ができる状態にあることは明言しており、問題はなさそうだ。鉄砲駆けするタイプで調整も順調に進んでいるようで、極端に状態が崩れていない限り、久々でもいきなり力を発揮してくれるはずだ。