石橋脩騎手、関西遠征で土日重賞連勝なるか

先週はサウンドキアラで阪神牝馬ステークス、デアリングタクトで桜花賞を勝利し、土日のメインを制覇した松山騎手ですが、今週もそれに続く騎手が現れるかもしれません。注目したいのは関東所属ながら土日ともに阪神競馬場で騎乗することになっている石橋脩騎手です。

土曜日の阪神メインレースに組まれているアーリントンカップでは、朝日杯FSで皐月賞でも人気上位が予想されるサリオスの2着に食い込んだタイセイビジョン、そして日曜阪神メインのアンタレスステークスでは前走に続きクリンチャーに騎乗予定となっています。

タイセイビジョンは前走で騎乗した武豊騎手が日曜日皐月賞へ向かうため、現在の規制である「騎手の移動制限」を受けた一時的な代打の可能性もありますが、今年の武豊騎手は3歳馬のお手馬が充実していることもあり、今回石橋騎手で結果を出すことができれば今後もコンビ続投ということは充分考えられます。

そしてクリンチャーは、前走のマーチSで57.5kgを背負いながらスワーヴアラミスを猛追しての2着で、こちらも勝ち負けが期待されています。

これまでビートブラック、ラッキーライラックなど相性のいい大物は関西馬とのコンビのイメージも強い石橋騎手だけに、ともに1番人気の可能性もある実力馬ということで、十分連勝が狙えるラインナップとなっています。

今週は中山グランドジャンプ、皐月賞と、中山競馬場に注目が集まりますが、4重賞開催となるため阪神競馬のメインレースも見逃せませんね。