JRAジャパンCの売上、前年比47.5%増!2000年以降では最高額の約272億円

先日29日に東京競馬場で行われたジャパンカップの売上は、272億7433万4600円だった。昨年の184億8670万7600円から約88億円増え、前年比は47.5%アップと大幅な売上げアップを実現した。

昨年のジャパンCは売上が対前年比90.3%ダウン、入場人員も8万826人で同81.7%と大きくダウンし、ジャパンC史上初めて外国馬が不在と低調な結果に終わったが、今年は史上初の三冠馬3頭による対決という好カードが揃った影響もあり、コロナ渦にも関わらず大きく躍進した。

これまでのジャパンカップの売上の最高額は1995年の396億7438万2900円と最高額には遠いが、レース史上では9位、2000年以降では最高額を記録。エリザベス女王杯から3週連続前年比プラスを記録しており、秋競馬は好調な業績を継続している。社会全体が不安に包まれる中、それでもJRAは「不況どこ吹く風」の様相だ。