地方競馬に助け舟を出したJRA

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以前は、地方競馬の馬券を買うには、南関東競馬であれば、南関東競馬の在宅投票システムの会員になるしかありませんでした。その他の地方競馬も同じです。しかし、近年JRAの在宅投票システムの会員であれば地方競馬の馬券も購入する事が出来るようになりました。売り上げの少ない地方競馬にしてみれば大きな援軍です。競馬ファンはとことん競馬で遊びたい。それがカクテル光線が眩しい平日のナイター開催なら進んで馬券を買ってしまう。人間の心理を突いた絶妙な作戦。地方競馬は一番売り上げの高い南関東競馬でもJRAの売り上げには程遠い状況です。それでも、ドル箱と言われる帝王賞と東京大賞典の売り上げは地方競馬の中では飛びぬけています。

例えば平日の園田競馬などは、売り上げが園田競馬だけなら厳しかったですが、JRAの在宅投票組みが馬券を購入してくれるので、売り上げが大幅にアップしました。まさにJRA様々です。逆の展開もあります。地方競馬の在宅投票システムの会員がJRAのレースをメインレースを中心に馬券が購入出来ます。正に相乗効果で売り上げが大幅にアップしています。基本的に競馬は土日と考えていた人が平日参戦する事によって地方競馬の売り上げアップに大きく貢献しています。競馬は自力で馬券を当てる事が出来ます。運任せのパチンコとは大きく違います。今までは平日はパチンコという生粋のギャンブラーも競馬にシフトチェンジしています。