【かしわ記念2025予想】勢いに乗るコスタノヴァの連勝か?シャマルの連覇達成か?

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5日に船橋競馬場で開催されるのが、ダート1600mで行われるJpn1「かしわ記念」である。1着賞金は8,000万円と高額に設定されており、1996年から中央馬との交流レースとして実施されている。これまでの勝ち馬には、エスポワールシチー、ホッコータルマエ、コパノリッキーといった名だたる中央馬が名を連ねてきた。

一方、地方馬からもアブクマポーロ、アジュディミツオー、フリオーソ、カジノフォンテンといった船橋競馬所属の実力馬が勝利を収めており、まさに“チャンピオン”にふさわしい馬たちがタイトルを手にしてきた。なお、2022年にはショウナンナデシコが勝利し、中央交流競走となってから初の牝馬による優勝も記録された。

ミックファイアが回避したのは残念だが、昨年の覇者シャマルが連覇を狙って参戦する。しばらく勝ちきれない競馬が続いていたが、前走・黒船賞で久々の勝利を挙げ、勢いを取り戻しており、今年も注目の1頭となる。

最大のライバルと目されるのが、根岸ステークス、フェブラリーステークスと重賞連勝中のコスタノヴァだ。前走はキング騎手が手綱を取ったが、今回は短期免許で来日中のレーン騎手が騎乗予定で、現時点では1番人気が予想されている。

一方、タガノビューティーは根岸ステークスで競走中止、フェブラリーステークスでは8着と波に乗り切れない状況が続いている。8歳という年齢もあり人気は集まりにくいと見られるが、昨年のJBCスプリントを制した実績馬でもあり、末脚の破壊力には一目置きたい存在。穴馬として注目する価値はある。

地方勢では、南部杯で3着に好走したキタノヴィジョンに期待がかかる。しかし、今年はアルデバランステークス6着後に大井へ移籍し、今回はその移籍初戦となる。陣営としても手探りの部分が多く、現時点では中央馬が優勢と見るのが妥当だろう。