【春日特別考察】当日まで本命を決められない超難関レース

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馬券を購入する際、サイン、馬体重、パドックなどなど、人によって予想の仕方は違います。好きな馬を購入し続ける、という方もいらっしゃるでしょう。今回は「当日にならないと狙い馬がわからない」という難解なレース、春日特別についてみていきます。

日曜10レースの京都芝1800mで行われる1000万条件戦。今年は12頭の登録。これなら当たるのでは?と思うかもしれませんが、甘くないんですね。

過去4年のデータを参照していきます。まずは馬齢。複勝率50%という安定感を誇るのが4歳馬。とはいえ、今年の有力馬はすべて4歳馬、という状況でこれは参考にしようがない。続いて東西比較です。関東馬はなんと連に絡んだことがなく0%ということで、安心して消せます。と思ったら、登録がすべて関西馬。これもアテにならない。

最後に一番重要な人気です。1番人気が80%という驚異的な連対率。ところが2番人気馬はいきなり20%と下がってしまいます。ダンゼンの人気になりそうな馬を見渡してみますと・・・なんと、いません。前走同条件で2着の馬が3頭と、500万下からの上がり馬が1頭。これでは混戦のため1番人気が当日までわかりません。

とはいえ、12頭すべてのオッズを見渡すのはさすがにきついので、想定で1番人気になりうる馬を最後にご紹介します。アナザープラネット、クィーンズベスト、ケンホファヴァルト、ドルチャーリオの好調馬4頭にゼンノタヂカラオをくわえた5頭。先述の通り、すべて4歳馬のため消しようがありません。要注意なのが2番人気の信頼度がガクンと落ちること。ぜひ当日、1番人気馬を見定めて、馬券検討するようにしてください。