【加付式“連番の法則”】マイルチャンピオンシップなど先週の回顧・検証

記事「【加付式“連番の法則”】マイルチャンピオンシップなど先週の回顧・検証」のサムネイル画像

先週は土日に各1重賞ずつ行われ、土曜には東京で「第27回 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ)」が、翌日曜には阪神で秋のマイル王決定戦「第39回 マイルチャンピオンシップ(GⅠ)」が行われた。

土曜、近年の出世レースと言って良い東京スポーツ杯2歳Sでは、単勝5番人気ガストリック(三浦皇成騎手)が、新馬戦に続く連勝で重賞初制覇。2着2番人気ダノンザタイガー、3着に1番人気ハーツコンチェルトとなった。

日曜のマイルCSでは、6番人気セリフォス(D.レーン騎手)が力強く差し切って、GⅠ初制覇。デビュー以来マイル戦のみを戦ってきた3歳マイル・マイスターが、古馬混合GⅠでも見事なレースで重賞4勝目を飾った。2着には8番人気に甘んじたダノンザキッドが実力を示し、3着に2番人気ソダシが入った。

残念ながら先週は、土日2重賞ともに「法則外」決着に終わった。

では先週の結果を振り返ろう。全結果は下表のとおり。

11月19日
-東京阪神福島合計出現率(%)
ALL連番1(1)2(1)1411.1
一組連番8(4)55(2)1850.0
同番002(2)25.6
合計978--
出現率(%)75.058.366.7--
11月20日
-東京阪神福島合計出現率(%)
ALL連番10012.8
一組連番4(1)66(3)1644.4
同番2(1)03(1)513.9
合計769--
出現率(%)58.350.075.0--
  • ※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント
  • ※( )内は同枠2頭が入った回数

先週も3場、2日間計72レース。法則決着の内訳は、「一組連番」が計34レース、「ALL連番」が計5レース、「同番」が計7レース。「一組連番」は土日ともに確率メイン組を示し、「ALL連番」は土曜、「同番」は日曜を中心に好調出現した。高額配当数は、「100万超0回、10万超5回」と久しぶりに控え目。メインレースでも、土日6メインレースで5万前後が2回あったものの、10万超高配当は出現しなかった。

「一組連番」は、4週連続「同枠・一組連番」が好調出現。阪神のみ土日ともに無かったが、土曜東京では8回の「一組連番」中4回が「同枠・一組連番」。また福島では土曜5回中2回、日曜6回中3回と多数を占めた。10万超高額は、阪神で土日1回ずつの計2回、福島で日曜2回、東京のみ0回に終わった。阪神、福島での計4回の高額「一組連番」の軸馬はすべて推奨人気。高配当を演出した人気薄・相手人気は「6番人気、9番人気と2桁(11番人気)が2回」となっていた。軸馬を絞ったら「人気薄・一組連番」に的を絞って抑えるのも「一考の価値有り」かもしれない。

「ALL連番」は、計5回中4回が土曜に集中出現した。配当面では、5回中4回の1桁万馬券と前週に続いて高額とはならなかった。ただ土曜東京では、「1番人気と10番人気の『同枠2頭』絡み」から3連複2万、3連単6.7万と、それなりの好配当は残した。堅め配当を拾いつつ、「人気薄・同枠」などを絡めての好配当も期待して臨みたい。

「同番」は計7回と、復調気配を残した。中でも出現際立ったのは、第3場の福島。土曜2回、日曜3回の固め打ち出現で、配当も10万超1回の他、すべて好配当。土曜は2回とも軸馬・推奨人気との「同枠2頭絡み」かつ「一組連番」の条件重複で6万、8万の好配当。日曜も2回の3万前後配当の後、再びの軸馬・推奨人気との「同枠2頭絡み」かつ「一組連番」の条件重複から11万高額配当を残した。前週の「一発回収モード」に続いて「回数的」にも復調したとみて、次週以降積極的に狙いたい。

先週の「最終R」は全6回中5回の「法則決着」。法則決着からは1桁万馬券3回の他、「5回に1回以上の10万超」として前記「同番」項の11万を残した。また法則外の1回も10万という好配当であったので、高配当確率が戻ってきた感じだ。