【加付式“連番の法則”】セントライト記念など先週の回顧・検証

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先週は、大型台風接近の影響を受けながらの3日間開催。メイン重賞は、日曜中京で「第40回 ローズステークス(GⅡ)」、月曜中山で「第76回 セントライト記念(GⅡ)」と、ともに3歳馬による今秋のGⅠへのトライアル競走が行われた。

日曜の秋華賞トライアル・ローズSは、1番人気(2.7倍)のアートハウス(川田将雅騎手)が、オークス出走組の実力をみせ重賞初勝利。2着には2番人気のサリエラ、3着に7番人気のエグランタインが入り、1・3着による連番の法則「一組連番」で決着。この3頭が秋華賞の優先出走権を獲得した。

月曜のセントライト記念では、3番人気(5.1倍)のガイアフォース(松山弘平騎手)が重賞初勝利。2着にダービー3着からの1番人気アスクビクターモア、3着2番人気ローシャムパークと入る順当決着で、同3頭が菊花賞の優先出走権を獲得。こちらは残念ながら「法則外」決着に終わった。

では先週の結果を振り返ろう。全結果は下表のとおり。

9月17日
-中山中京合計出現率(%)
ALL連番1(1)128.3
一組連番6(2)6(2)1250.0
同番12312.5
合計89--
出現率(%)66.775.0--
9月18日
-中山中京合計出現率(%)
ALL連番2(1)1312.5
一組連番7(2)6(1)1354.2
同番21312.5
合計118--
出現率(%)91.766.7--
9月19日
-中山中京合計出現率(%)
ALL連番2(1)028.3
一組連番35833.3
同番0000.0
合計55--
出現率(%)41.741.7--
  • ※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント
  • ※( )内は同枠2頭が入った回数

秋競馬第2週は、月曜祝日「敬老の日」にも開催されての中山・中京による2場3日間開催・計72レース。法則決着の内訳は、「一組連番」が計33レース、「ALL連番」が計7レース、「同番」が計6レース。「一組連番」は、過半数の土日を中心に確率メインを示した。「ALL連番」は日月の中山、「同番」は土日2場、を中心とした出現傾向となった。配当面では、「100万超0回、10万超8回」と2週連続100万オーバーは無く、10万超回数が増え日曜中山のみ複数回出現の好調を示した。メインレースでは、土曜中京メインでの9.4万配当が最高で、残念ながら10万超は不発に終わった。

「一組連番」は、前記通り土日に2場ともに過半数を占め、月曜は2場とも半数を割った。中山では、10万超3回の日曜に絶好調を示した半面、月曜には僅か3回と絶不調に。それでも日曜の10万超3回の内2回はともに1番人気勝利からの「同枠・一組連番」からで、推奨術も好結果を示せた。一方の中京では土日とも各6回、月曜も5回と半数割れながら平均的に好調出現した。10万超高額は日月各1回ずつの計2回も、軸は1番人気、5番人気と推奨人気内からで、ともに軸馬との「人気薄(12番人気)『一組連番』」からとなった。引き続き「同枠」を中心に「人気薄・一組連番」を抑える方法が、「1日1発以上」のお勧めである。

「ALL連番」は、中山が狙いどころであった。各2回ずつの日月、1回の土曜と3日間で計5回、うち「同枠2頭絡み」が各日1回ずつの計3回。高額配当となったのは、日曜メインでの9万と月曜の3連複3.6万、3連単25万の2回。月曜25万では、1番人気との「同枠2頭絡み」かつ「1番人気3着」で、少額投資術の「同枠2頭絡み・ALL連番」からの好配当を2週連続で残したことになる。一方の中京では土日各々1回ずつの計2回、うち万馬券1回と、こちらは残念ながら絶不調に終わった。

「同番」は、月曜は2場ともに不発となり、出現はすべて土日から。土日は計6回と「同番」としては平均的な好調回数を示したが、10万超1回、1桁万馬券3回と配当面では渋かった。唯一の10万超も「7・10番人気『同番』」からで、なかなか手を出しづらい人気からであった。長期好調な「同番」には、次週以降の回数的・配当的な復調を期待しよう。

先週の「最終R」は全6回中土曜4回の「法則決着」。その法則からの最高配当は、日曜中山で2番人気との「一組連番」からの7.7万であった。ただ「5回に1回以上の10万超」は、「法則外」からの60万でなんとか出現を残したので、次週以降の法則からの高額配当出現を期待しよう。