【加付式“連番の法則”】秋華賞など先週の回顧・検証

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ついに牝馬からも無敗の三冠馬誕生。18日、京都競馬場で行われた「第25回秋華賞(GⅠ)」においてデアリングタクトが勝利し、史上6頭目の牝馬三冠達成を「初の無敗」で成し遂げた。牡馬においては、クラシック三冠馬がこれまで7頭、その内2頭(シンボリルドルフ、ディープインパクト)が「無敗の三冠」を達成。しかし、牝馬においてはこれまで三冠達成は5頭いたが、いずれも無敗での挑戦ではなかった。

1番人気と無敗での達成、という重圧をはねのけて勝利した松山弘平騎手は「ホッとした気持ちと関係者の皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。強い馬がたくさんいましたが、一番強いと信じていました。こういった馬に出会えて幸せです」とレース直後にも関わらず、落ち着いてコメントしていた。

歴代三冠馬
牡馬牝馬
1941 セントライト1986 メジロラモーヌ
1964 シンザン2003 スティルインラブ
1983 ミスターシービー2010 アパパネ
1984 シンボリルドルフ2012 ジェンティルドンナ
1994 ナリタブライアン2018 アーモンドアイ
2005 ディープインパクト2020 デアリングタクト
2011 オルフェーヴル

※ 牝馬の三冠目は1995年まで「エリザベス女王杯」

その松山弘平騎手は、続く京都最終Rでも連勝を決め、自身初となる「年間100勝」を達成。ルメール騎手、川田騎手、福永騎手に続いて今年4人目となり、3冠達成日を区切りの記録で締めくくった。その他先週は土曜京都5Rで、小牧太騎手が史上48人目、現役25人目となるJRA通算900勝を達成。「怪我に気を付けて、1,000勝達成できるよう頑張ります」とコメント。

GⅠ「秋華賞」では、1番人気デアリングタクトが勝利したが、「一組連番」該当の10番人気マジックキャッスルと9番人気ソフトフルートが2・3着し、3連複・3連単ともに万馬券決着となった。

それでは、先週の結果を振り返ろう。全結果は下表のとおり。

10月17日
-東京京都新潟合計出現率(%)
ALL連番21038.3
一組連番3641336.1
同番00112.8
合計575--
出現率(%)41.758.341.7--
10月18日
-東京京都新潟合計出現率(%)
ALL連番121411.1
一組連番8551850.0
同番013411.1
合計989--
出現率(%)75.066.775.0--

※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント

先週も3場、合計72レース。出現確率No.1の「一組連番」が31レース、「ALL連番」が7レース、「同番」が5レース、といった出現回数。土曜の「同番」が、新潟で1回だけとやや寂しい出現となったが、その他はほぼ平均的に出現。その新潟の「同番」は、前週の1日4回に続いて先週も日曜には3回の固め打ち出現。全体としては土曜東京・新潟で「41.7%」と5割を切ったが、その分日曜は全場とも「66.7%~75.0%」と高確率出現に戻った。

「一組連番」は、計31回の出現回数のうちお勧めとしている同枠の「一組連番」決着が8回。全体としては、前週の約半分から4分の1へと出現率がやや下がった。ただ配当的には、0.99万と万馬券に僅かに届かなかったのが1回のみ。残る7回はすべて万馬券で、中でも日曜東京では最高配当となった56万を筆頭に、出現8回の内4回を同枠「一組連番」が占める高確率となって現れた。先週は開催場、曜日に偏りがみられたが、同枠の「一組連番」は購入資金を抑えることが可能なので、「ALL連番」「同番」同様、一日同枠狙いでも一発回収可能なチャレンジとお勧めできる。

「同番」は、前週に続いて日曜新潟で狙った方には当たり日となった。出現3回は、10万、5万、0.9万の配当で、2番人気との「同番」が2回、残る1回も当コラムの注目・3~5番人気該当の4番人気との「同番」。そして万馬券配当の2回は、同番かつ一組連番。当コラムで以前書いたかもしれないが、「同番」で狙う相手には「一組連番」該当の両脇馬番が、購入資金的にも抑えられるのでお勧めである。

最もお勧めの「ALL連番」は、前週より出現回数増の計7回。前週まで2週連続した出現すべて同枠・一組連番が絡んでの「ALL連番」は途切れたが、先週は出現すべて注目・3~5番人気絡みの「ALL連番」となって出現し、配当は12万を筆頭に万馬券5回。特に前週「極少出現」の東京は、土曜には1~3着すべて同枠の「ALL連番」、日曜には1・2番人気に13番人気の「ALL連番」で配当はいずれも7万超。当コラムの読者で「ALL連番」チャレンジの方には、狙い易かったのではないだろうか。

「万馬券の宝庫」最終Rは、全6レース中連番の法則決着が5レースですべて万馬券。その内4レースが「一組連番」となったが同枠の「一組連番」は日曜東京の1回のみ。前週のような10万超の高額配当もなかったが、最終Rの法則決着率は「83.3%」と高かった。「最終Rは高額万馬券の宝庫」、「同番」や「ALL連番」同様、前週のような配当爆発週も必ずまた来るので、引き続き「最終R」にはチャレンジを。