【アンタレスS予想2019】カゼノコ、5年ぶり勝利となるか

中央G1開幕戦となるフェブラリーステークスでは今年は上がり馬のインティが逃げ切りで管理する栗東・野中調教師にとっても初の中央G1勝利をもたらしました。インティ以前だと2014年のジャパンダートダービーでハッピースプリントを下し優勝したカゼノコが交流G1は制しています。今週日曜阪神のメインレースに組まれているアンタレスステークスでは、このカゼノコが台風の目になるのではないかと注目しています。

野中厩舎からは名古屋大賞典勝利からここに挑む勢いに乗るグリムも参戦予定となっています。グリムは人気の一角、カゼノコは穴馬ということで“2頭出しは人気薄から”のジンクスもあります。

前走の総武ステークスではマイネルオフィールが単勝万馬券での勝利となりましたが、大波乱を後押しするかのようにカゼノコも4番人気で2着に食い込み、ここ2戦続けて掲示板を外さない活躍を続けてきており、今回は東海ステークス以来となる小崎騎手とのコンビで挑みます。

人気を背負うグリム、ヒラボクラターシュ、ロンドンタウンあたりが前目で競馬をするだけにカゼノコにとって展開の向きそうなメンバー構成となっており、軸はともかくとしても馬券検討の際には覚えておきたい1頭です。