【キーンランドカップ2016予想】これからの短距離界を担う逸材ナックビーナスが古馬勢を一蹴する!

函館スプリントの1着ソルヴェイグから7着のオデュッセウスまでが揃って出走するキーンランドカップ。その函館スプリント組の再戦ムードが強まる中、別路線から挑む馬の中に、ダイヤの原石とも言えるこれからの短距離界を担う逸材がいました!

その馬こそが、ナックビーナスです。

ナックビーナスは、前走5月に行われた3歳オープンの葵ステークスを勝利しました。オープンとは言え、3歳戦なので500万を勝ちあがった馬達が出走してきているため、1000万、1600万を勝って初めてオープンとなる古馬に比べると実績面で劣るのは間違いないでしょう。

しかしナックビーナスには、実績は関係なさそうです。牝馬ながらも500kgを超す雄大な馬体の持ち主であり、ここ2戦は1200m芝のレースを使い、持ち前の先行力を生かして前々の位置取りから直線抜け出すという競馬で連勝しています。しかもその2戦とも先行しながらも上り最速タイムをマークするなど、一介の先行馬ではなく末脚もしっかりしている馬なのです。

初の古馬とのレース、しかも重賞クラスとのレースという不利はあるでしょうが、斤量は51kgです。デビュー9戦すべて54kgのナックビーナスにとっては、かなり有利な斤量なのです。同じ3歳馬で函館スプリントステークスを勝ったソルヴェイグが52kgとなるのと比べても51kgという斤量はかなり有利と言えるのです。

あとは、3ヵ月の休み明けと言うことでレース感が問題にはなってくるでしょうが、未勝利戦ですが2ヵ月の休み明けで2着に来ていますし、大型馬とは言え牝馬なので問題ないでしょう。

まあ、何よりもここ2走の先行して上り最速で抜け出す競馬は、1枚も2枚も能力が抜けているからこそで、短距離適性はかなりのものがあると言えます。そのレースを見る限りは、まず今秋以降、これからの短距離界を背負っていく馬となることは間違いないでしょう。まずは今回のキーンランドカップで古馬勢を一蹴してくれることでしょう。

そうなれば、当然馬券にも絡んでくるでしょう。今回に関してはそこまでの人気はないだけに、ナックビーナスの先物買いで高配当をゲットできるかもしれません。